こんにちは! 1年生ライターのくりやまです。
今回は、オープンキャンパスで配布した冊子に掲載されている合格体験記のロングバージョンをお届けします。
都市科学部 都市社会共生学科の田名さんへのインタビューです!
都市科学部 都市社会共生学科 1年
AO入試 現役合格
田名麻衣子(タナマイコ)さん
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出願までの経緯
高3の8月に文転を決意
—他の大学にはない「都市科学部」に興味をもったきっかけは?
もともとは他の大学の建築学科を受けようと思っていました。高校時代の課外活動を生かしてAO入試を検討していました。でも、いざ志望理由書を書くために大学について調べると、自分が将来やりたいことと合うゼミが見つからなかったんです。ものを建てるというよりも、その建てたもののなかで人がどのように動くのかに興味があって。そこでもう一度大学を探し直して、横国の都市科学部都市社会共生学科を目指そうと思いました。この時点で高3の8月の末くらいですね。
―もともと建築学科志望ということは、理系選択だったということですか?
そうです。都市社会共生学科を受けようと決めてから、文系に転向しました。もともと地理Bをとっていたので、そこに一番間に合いそうな現代社会を加える形です。ただ、現代社会選択では都市社会共生学科の前期試験を受験できないんです。だから、AO入試は横国の都市社会共生学科に出願して、前期日程は仕方なく他の大学に出願しました。
都市社会共生学科のAO入試対策
―都市科学部都市社会共生学科AO入試について教えてください。
まず初めに9月末までに自己推薦書と学習計画書、調査書を提出します。その次に面接と文章実技があります。その後センター試験を受験して、最終合格発表があります。
―文章実技、というのは所謂小論文とは違うのですか?
小論文と言うと、課題文を読んでそれに対する自分の意見を書くイメージですが、文章実技で示されたのは新聞の記事でした。自分の体験を踏まえて記述することが求められるので、作文寄りと言えるかもしれません。
―面接ではどんなことを聞かれるのですか?
文章実技で書いた文章についてがほとんどで、他には志望理由書と学習計画書の内容について質問されました。よく面接対策の例にある『あなたの高校生活を振り返ってどう思いますか』『好きな本は何ですか』『気になるニュースはありますか』というような質問はまったくなかったです。
―文章実技と面接の対策はどのようにしましたか?
都市科学部が創設されたのが最近ということがあり過去の問題例がなかったので、他の大学の小論文や作文など、いろんな種類の対策をしました。他には、新聞を読んで自分の意見を持つように意識しました。
―実際に受験してみてどう思いましたか?
思っていたよりも文章実技が作文寄りでしたね。テーマは予想していなかった内容だったのですが、問題に対して自分の過去の経験を結び付けられてよかったです。面接は、作法を見たりしているというよりも、受験者の意見がよく見られていたと思います。
―実際にAO入試を受けてみて、来年の受験者にアドバイスなどはありますか?
大学から公開されている試験ごとの合格者数を見てもわかるのですが、最後のセンター試験で半数が落とされているので、やはりセンター試験対策は重要だと思います。
高校生活
―高校時代は塾等に通っていましたか?
もともとあまり大きくない塾に通っていて、その後、受験についての資料や情報の集まりやすい大きな塾も利用するようになりました。
―高校時代に部活動などはされていましたか?またその経験はAO入試に生かされましたか?
そこまでがっつりではないですが、中高でテニスをしていました。自己推薦書には部活動のことよりも、学校外で活動していたガールスカウトを通して学んだことを書きました。私にとってのガールスカウトのように、何か自分のアドバンテージになるものを持っている人は、AO入試を受けると良いのではないかなと思います。
横国に入ってみて
―実際に大学生活が始まって、どうですか?
めちゃくちゃ楽しいです。高校時代は周囲に建築したいとか街づくりをしたい人があまりいなかったので、そういう話をできることが楽しいです。サークルではスキューバダイビングをしています。バイトもしたいですね。
もともと理系だったので余計に思うのかもしれませんが、都市社会共生学科の授業はとても文系の色が強いなと思います。私は人のつながりについて学びたかったので、とても楽しいです。
受験生へのメッセージ
―横国を目指す高校生に一言お願いします!
大学に入って思うのは、自分で見つけに行かないといけないという責任感です。それは自分がやりたいことを自由にできるということで、とても充実しているなと思います。