こんにちは、さやかです!
今日は秋から頑張るセンター試験対策の数学ⅠA・ⅡB編をお送りいたします。
数学は文系・理系問わず必須科目です。センター試験の数学は誘導式の問題が続いています。そのため最初の方でつまずいてしまってドミノ式に解けなくなってしまうという悲しい経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
ⅡBは教科書を理解していればある程度点数をとれるかも知れませんが、ⅠAは意外と難しいんですよね。
そんなセンター数学の対策について書きましたので、ぜひ参考にしてください。
・数ⅠA
まず大問1の前半は基本的な計算問題です。ここはミスなく確実に点数を稼ぎたいですね。後半の集合と論理はややこしくて間違えやすい分野です。苦手にしている人も多いかもしれませんが、焦らず、落ち着いて考えるようにしましょう!
続いて大問2は二次関数です。グラフから最大値・最小値を問う問題や、平行移動したグラフを求める問題が定番です。
後半は難易度が高くなってくるので失点に気をつけましょう。
大問3は三角関数です。まず、正弦定理や余弦定理はしっかり確認しておいてくださいね。後半は円や三角形がたくさん出てきて混乱してしまいがちですが、図を書いて問題文の内容をしっかり把握しましょう。
円周角の定理・接弦定理・方べきの定理も頻出です。三角形の五心(内心・外心・重心・垂心・傍心)も定義を確認しておくことをおすすめします。
大問4は確率です。最初に問題の解釈を間違えると大変なことになるので気をつけましょう。最後は期待値を求めさせることが多いです。
時には計算式を立てるより樹形図で可能性をすべて考えてしまった方が早いこともあるので、樹形図をうまく使いこなすのが正答率を上げるコツだと思います。
・ 数ⅡB
大問1は前半が三角関数です。加法定理や二倍角の公式など、基本的な公式はしっかり確認しておきましょう。後半は指数対数・対数関数です。指数と対数の関係をつかんでおくことが大切です。
大問2は微積分です。ここはそれほど難易度が高くない分、点数を稼いでおきたいところです。計算量が多いので大変ですがくじけず解きましょう。1問あたりの配点が高いので、計算ミスには注意してくださいね!
大問3は数列です。等差数列・等比数列と和の計算は確実にできるようにしておきましょう。また漸化式も頻出なので、センターのような誘導がなくても自力で解けるようにしておくと安心です。
大問4はベクトルです。基準となる3方向を定め、他のベクトルをその3つで書き表すところがポイントです。内積計算もしっかり押さえておきましょう。
続いて大問5は…といきたいところですが、私には未知の世界なので省略します!
さて次に、全体の注意点です。まずとにかく、計算ミスに気をつけてください!当然、マークの穴埋め形式なので、計算式がどんなに正しくても部分点はもらえません。
そして手早く正確に!センター試験の問題用紙は計算スペースが狭いので効率よく計算できるといいかもしれません。
もうひとつ、大切なのは時間配分です。およそ1題につき15分ずつになると思いますが、つまずいてしまった時には切り替えて次の問題にいくことも大切ですよ!
試験は60分ですが、慣れてきたら演習のときは50分で終わらせることを目標にするくらいの方が、よい練習になると思います。
また、大問は順番通りにやる必要はありません!
どの順番で解くかは自分なりに決めておくことをおすすめします。
ちなみに私は数ⅠAでは1→2→4→3と確率を先に終わらせてから苦手な大問3に時間を取れるようにしていました。
ただしこのときにはマークミスにはいつも以上に気をつけましょう。
問題のパターンを覚えることも兼ねて、過去問はたくさん解くことをおすすめします。苦手分野がわかっている人は、そこだけ集中的に演習するのも良いと思いますよ!
どの分野も、誘導にうまく乗ることが大切だと思います。最後に、試験ではくれぐれも間違えて数Ⅰや数Ⅱを解かないように気をつけてくださいね!
12月になり、センター試験も迫ってきましたが、まだまだ伸びます!
頑張ってください!
(ライター:さやか)