合格体験記~理工学部化学・生命系学科化学EP、三嶋慧悟くんの場合~

2013.08.05

おはようございます!こんにちは!こんばんは!みさきです。

オープンキャンパスイベントのご来場、ありがとうございました!
また、冊子版横国naviGATEも、読んでいただけたでしょうか?
少しでも、受験生のみなさんのチカラになっていれば幸せです。
今回は、その冊子版に掲載した、理工学部化学・生命系学科化学EPの三嶋君の合格体験記・ロングバージョンをお届けします!

mishima1

理工学部化学・生命系学科化学EP(化学応用EP) 一般入試後期受験 浪人合格
三嶋 慧悟 (ミシマ ケイゴ)
私立甲陽学院高等学校
出身:大阪府

 

―高校時代に頑張っていたことはなんですか?

中学1年生から高校3年生までの6年間、野球部に所属していました。通っていた高校が進学校だったこともあり、2年のときに部活を辞めてしまう人もいましたが、僕は3年の夏の最後の大会まで部活を続けました。夏の大会は初戦敗退でしたが、最後まで野球をやり続けてよかったと思っています。

 

―志望校選びについて教えてください。

現役生の時も浪人生の時も、第一志望は京都大学工学部でした。

現役生の時は、後期はどこも出願せず、第一志望だった京大だけを前期日程で受験しました。僕が通っていた高校は、全体の3分の1が京大に進学するような高校で、友達もみんな京大志望でした。京大に行くのが普通だという感覚と、友達と同じ大学に進学したいという思いがありましたね。私立や国公立後期日程を志願しなかったのは、浪人するのも珍しくないという感覚があったからです。

浪人生の時は、さすがに後期試験を受けようと思い、センター試験後に第二志望の大学を決めました。センター試験の結果が良ければ、神戸大学の後期日程にしようと思っていたのですが、思っていたとおりの結果が出せなかったんです。そこで、レベル的にまだ圏内だった北海道大学、東北大学、そして横浜国立大学の3つに第二志望を絞りました。

最終的に横国を受験した理由は、後期試験の受験科目に英語が無かったこと、2次試験の配点が大きい割にあまり難しくなかったこと、関東にある大学だということです。第一志望だった京大工学部の2次試験に英語がなく、僕自身英語があまり得意ではなかったので、受験科目に英語が入っていないというのは魅力的でしたね。センターリサーチでの横国の判定はAでした。

前期試験は京都大学工学部に出願する予定でしたが、センター試験があまりいい出来ではなかったので、工学部より合格圏内に近かった京大理学部に出願しました。

 

―京大の理系学科と言えば、農学部が穴、なんて言われたりもしますが、農学部を受験しようとは考えなかったですか?

化学が好きで、志望学科も化学系を重視していました。きちんと化学について学べるところがいいと思っていたので、農学部の受験は考えなかったですね。

 

―本格的に受験勉強を始めたのはいつですか?

現役生の時は、野球部を引退してからやる気が出ずに、だらだら過ごしてしまっていたんです。塾には行っていたものの、自習室で寝てしまうこともあり、勉強に身が入らない日が続いていました。京大はセンター試験の配点がそれほど高くなかったので、普段は二次試験対策に時間をかけていました。

そんな風に、二次試験対策は身が入らないなりにもだんだんと始めていったのですが、センター試験の勉強を始めたのは、なんと試験当日の5日前でした(笑)。 僕が受けた京大工学部はセンター試験の配点が、英語・国語は50点ずつ、社会は100点満点そのままという内容でした(※1)。英語と国語は勉強してもそれほど変わらないと思い、その5日間はひたすら地理だけを勉強しましたね。

センター試験が終わったあとの1カ月間は、本気のモードに切り替えて、過去問を中心に毎日12時間くらい必死に勉強しました。

浪人生の時は予備校(駿台)に通っていました。4月当初は真面目に勉強しようと思っていたのですが、最初の模試で良い判定が出て、それがきっかけでまた手を抜く日々が始まってしまいました。そうするうちに、秋や冬の模試で周りに追い抜かされはじめ…(笑) さすがに二浪はできないと思っていたので、後期日程も出願するつもりでした。そうなると、現役の時のようにセンター試験をないがしろにできないので、11月後半からセンター試験の対策を始めました。それまでは現役の時と同じように、二次試験の対策をやっていました。

 

―受験勉強を始めるまでの、普段の勉強について教えてください。

全くしていなかったわけではないのですが、授業の宿題はそれほどしっかりやっていなかったです。勉強するために自習室に行くものの、結局寝ている、といった生活でした(笑)。テスト前には一応やってはいましたが、それも「一応」という感じでしたね。でも、進学校だったために授業のレベルが高く、また好きだった数学と得意だった化学は普段から勉強を続けていたので、それなりにできていました。

苦手だったのが英語と物理で、受験勉強を始めたらこの2つに重点をおいて勉強していけば大丈夫かな、と思っていました。

mishima3

―センター試験・2次試験の対策について教えてください。

センター試験の対策については、さっき言ったようにあまりきちんとしていなかったのですが、いい結果を残せた要因は、科目を絞って勉強したことだと思います。理科、数学は二次試験の対策をしていたので、センター試験対策としてわざわざ勉強しなくてもいいかなと思ったんです。国語・社会は主にセンター試験対策を、理科・数学は二次試験対策を中心に勉強していました。特に理科は、苦手だった物理の勉強に力を入れました。

苦手な英語はセンター試験対策にも、二次試験対策にも取り組みました。

 

―センター試験の成績は具体的にどうでしたか?

現役の時は全体で8割2分くらい、浪人の時が8割1分くらいの得点率でした。

社会で力を発揮できず、また国語はとても難しい問題でした。全体的に文系科目があまりできなかったです。

 

―勉強に使っていた、オススメの参考書はありますか?

英語が得意ではなかったので、英単語はこつこつ勉強をつづけていました。使っていたのはシステム英単語という単語帳です。現役時代、京大実践模試というのがあったのですが、その時は150点中6点しか取れなくて(笑)。でも、センター試験後の1か月間、単語の勉強を続けたおかげで、二次試験本番では80点まで得点を伸ばすことができたんです。勉強方法は一般的な、単語カードを作りめくって覚える方法をとっていました。もし単語帳を1冊まるまる終えることが出来なくても、英語はだいぶ解けるようになると思います。

化学については新演習という参考書がおすすめです。問題の質がよく、また問題の量も多くて、やっていて足りなくなることがなかったので、この1冊でほとんどの問題に対応できるようになります。

化学についてですが、有機化学の分野はマスターしやすいので、絶対に完璧にしておいたほうがいいと思います。高校の授業だけでは応用問題をカバーしきれず、解けないというパターンに陥ってしまいがちですが、勉強して理解しておけば、必ず解ける分野です。現役生と浪人生で点数に差が生まれるのはこの分野だと思います。

 

―私立大学はどこを受験しましたか?

現役生の時は私立大学を受験しませんでした。

浪人生の時は、同志社大学と慶応大学を受験しました。どの大学に行っても化学系の分野を学びたかったので、どちらも理工学部に出願しました。結果的に、同志社大学は合格し、慶応大学は不合格でした。

姉が中学校から同志社大学の付属校に通っており、姉と一緒の学校に行くのはつまらない!という思いもあって勉強を頑張ることができました(笑)。

 

―私立対策と、二次対策は両立できましたか?

センター試験後から私立試験前は、私立試験の対策を中心にしていました。私立と二次で、出題形式は変わっていても、問われている内容は同じこともあるので、私立の勉強も二次試験の対策につながると思ったんです。どこか特定の大学・学部を受験するからといって、何か特別な対策を行わなければいけないということは無いと思います。

 

―モチベーションの保ち方について教えてください。

周りの友人が休憩もあまりせずに集中しているのを見て、自分も休んでいられないなと思い、がんばっていました。塾に行く前までは、行きたくないな、だるいな、と思うのですが、いざ塾へ行くと友人がいて、やはりやる気が出ましたね。本格的に勉強を始めるとだんだんと点数が伸びていって、勉強が面白くなってきたのも頑張ることができた理由の1つです。

浪人生時代のセンター試験なのですが、1日目が終わった後に、その日の試験の自己採点をしてしまったんです(笑)。1日目の科目(社会・国語・英語)が第一志望の受験に使用する科目でした。1日目の採点結果が良ければ2日目も頑張ろうと思えるし、もし駄目な結果なら必死になるじゃないですか。そうしたら、あまり点数が取れてなくて、2日目の自己採点結果も合わせてセンターリサーチに出したら悲惨な結果でやっぱり落ち込みました。

そんなこともあり、センター試験後から二次試験までは精神的にも追いつめられていましたね。モチベーションうんぬんではなく、他のことを考える暇があったら勉強しようという心持ちと、勉強しなければいけないという使命感で頑張りました。

 

―前期試験が終了したあと、だらけてしまったことなどはありましたか?

やはり少しはやる気の起きない時期がありましたね。前期試験終わったあとの2日間は気分転換のためにも遊びました。中期試験(※2)も後期試験も受験予定だったので、一応両方過去問はみたのですが、前期試験の追い込みのおかげでだいぶ解けるようになっていたんです。これなら大丈夫かなと思ってしまって、結果的にはだらけてしまいました。

前期試験の合格発表が3月10日で、後期試験が3月12日だったので、あまり時間がありませんでした。落ちていると分かった時はとりあえずゲームで気分転換して、夜に荷物をまとめ、11日にホテルにはいって、前日はひたすら過去問を解く時間にしました。京大に落ちていたのは悲しかったですが、気分転換のゲームのおかげで上手く後期試験に切り替えることができました。

 

―浪人生ということですが、浪人という選択肢についてはどう思いますか?

浪人したから正解だとか、現役合格できたから正解、というのはないと思うんです。自分自身が浪人して良かったと思うかどうかであって、本人の気持ち次第だと思います。

浪人して良かったことは、現役で合格していたら理解できなかった分野について、改めて一から勉強して理解できたことです。そのおかげで今、大学の授業も難しいと感じることが少ないです。精神的にも強くなったので、僕は浪人したことを後悔していません。

mishima2

―今、大学で頑張っていることはなんですか?

授業に出ることを頑張っています。今まできちんとしたレポートというのを書いたことがなかったのですが、大学ではしっかりとしたレポートを書く機会が増えてきました。まだ慣れないこともあり、なかなか大変ですね。でも、自分の好きな分野であり、専門となる化学分野については、頑張ろうと思っています。先輩の過去のレポートを参考にしたり、それを写したりしている周りの友人もいます。しかし、僕は化学が専門だし、その化学の実験レポートを過去のレポート等から写していては、全く意味がないと思うんです。だから僕は時間がかかっても、1から自力でレポートを書くようにしています。

 

―サークル活動はしていますか?

ルーキーズという野球サークルと、げんしけん(現代視覚文化研究会)に所属しています。それに今、軟式野球部を作ろうと動いています。

野球サークルは週2回試合があって、それに出るのが楽しいですね。

 

―これから頑張りたいことはなんですか?

学業面では、単位を落とさないように頑張りたいですね。

今の授業はまだそれほど専門的ではないので、専門的な勉強が始まってから、将来の夢を決めたいです。

サークルでは、野球での打率をあげたいです!

 

―最後に、受験生への応援メッセージをお願いします。

受験の追い込み期に、僕は時間と戦っていました。もっと早く勉強を始めていればという後悔が一番大きかったんです。

夏休みに、急に切り替えて気合いを入れよう!というのは難しいかもしれないですが、受験勉強はなるべく早く始めた方が絶対に有利だと思います。

ずっと気負って自分を追い込み勉強するのは絶対にできないけれど、休む時は休む、やる時は集中する、という風に、メリハリを大事にしてください。

勉強はやった時間の長さでもなければ、問題の量でもありません。いかに自分が理解できるか、理解できたか、ということだと思います。そのことに重点を置いて勉強すれば、必然的に成績は上がります。がんばってください。

 

(※1)国語200点英語200点満点がそれぞれ4分の1の50点満点換算に、社会は100点満点をそのまま100%として換算する。理科・数学はセンター試験では使われない。

(※2)中期日程は大阪府立大学出願。

コメント

お名前*

コメント*

横浜naviGATEとは? twitterTwitterはこちら!
分野・目的
アーカイブ