合格体験記~経営学部経営システム科学科、小泉千晴さんの場合~

2013.08.05

おはようございます。しもいえです。
 
オープンキャンパスで配布した冊子には教育人間科学部の横国生と理工学部の横国生の合格体験記を掲載しました。
「他の学部の合格体験記も読みたいんだけど」という受験生の方もいらっしゃいますよね。
冊子には掲載しきれませんでしたが、経営学部や経済学部の横国生にもインタビューしてきました!
また、教育人間科学部の人間文化課程や理工学部の他学科の横国生にもインタビューをしています。
随時掲載していくのでぜひチェックしてくださいね。
  今日は経営学部経営システム科学科1年生の小泉千晴さんの合格体験記を掲載します。

経営学部経営システム科学科 推薦受験 現役合格
小泉 千晴 (コイズミ チハル)
清泉女学院高等学校
出身:神奈川県


―高校時代に頑張っていたことはなんですか?
部活動ですね。私は管弦楽部に所属していて、担当楽器はクラリネットでした。
普段の活動は週に2日ほどでしたが、大会や定期演奏会がある時は数か月前から毎日練習をしていました。忙しいときは大変でしたが、とても充実していたと思います。
 
―部活と勉強はどのように両立させていましたか?
テスト前に集中して勉強していました。というのも、テストの1週間前から部活がお休みになっていたからなんです。そのおかげで、部活をやっていても無理なく勉強することができました。
 
―予備校には通っていましたか?
高校2年生の秋に少し通っていたのですが、どうも集団授業の雰囲気が合わなくて…。これなら自分で勉強したほうがいいな、と思ったのですぐに辞めてしまいました。
受験勉強を始めてからは、英語と数学は他の人の目が必要だと思い、塾に通いました。大手予備校ではなく、地元の少人数授業を行う塾です。
 
―受験勉強を始めたのはいつごろでしょうか。
高校2年生の冬です。始めたとはいっても、本格的ではなくのんびりしたものだったんですけどね(笑)
受験勉強を始めたきっかけは、志望校を横国に決めたことです。
 
―志望校を決めるとモチベーションが上がりますよね。では、志望校を決めた理由を聞かせてください。
高校2年生の夏に、友達と東京の大学のオープンキャンパスに行こうという計画を立てていたんです。その中で、国立大学にも行きたいよね、地元の大学にも行ってみたいよね、という話になり、横国に行くことに決めました。
実際に横国に来てみて、緑豊かなキャンパスや、まさに国立大学という雰囲気にとても惹かれたんです。
高校2年生の秋の終わりに、「そろそろ志望校を決めないと」と思ったとき、オープンキャンパスで横国に行ったことを思い出して、横国を第一志望にすることを決めました。
 
―志望校を横国に決めた時点で、推薦入試を考えていたのでしょうか。
いえ、最初は一般入試で受験しようと思っていました。というより、そもそも横国には推薦制度がないと思っていたんです。
横国に推薦制度があると知ったのは高校3年生の春ですね。国立大学に推薦制度はないと思っていたので、とても驚きました。
そのことを家族に相談したら、母に推薦入試での受験を薦められました。学校の先生にも推薦入試を薦められて、どうしようか悩んだのですが、推薦入試ではなく一般入試で試験に臨もうと決めました。というのも、横国の推薦入試制度は学校推薦ではなく、自己推薦だったからです。私の評定平均は4.6あたりだったのですが、横国の経営の推薦は評定平均が4.9はないと受からないという噂があり…。それなら推薦対策に時間を割くよりも、一般入試で頑張ろうと思ったんです。
 
―では、いつ推薦入試への切り替えを考え始めたのでしょうか。
改めて推薦入試を考え始めたのは、高校3年生の夏の終わりです。
一般入試に向けて勉強をしていたのですが、模試の成績がなかなか伸びなくて…。そのとき、推薦入試の存在が頭をよぎりました。
このまま一般入試で行くか、推薦入試に切り替えるか母に相談したのですが、「一般入試と推薦入試の対策の両立は難しいのではないか」と言われました。すぐに結論は出せなかったのですが、少し考えてから「それもそうだな」と思ったんです。なので、一般入試の勉強を続けることに決めました。
ところが、11月の初めに母から「推薦入試で受験してはどうか」と言われたんです。母が知り合いから推薦入試に関する話を聞いたそうで、推薦入試の方がいいのではないかと考えたらしく…。どのような話を聞いたのかは、あまり聞けなかったんですけどね。
私としては一般入試でいこうと思っていたので、母親とひと悶着ありましたが、推薦入試での受験に切り替えることを決めました。それが出願期間の終わる数日前だったので、本当にぎりぎりでしたね。

―では、推薦対策は秋から始めたんですね。
そうですね。出願してからすぐに始めました。
学校の先生に推薦対策について相談したところ、小論文は国語の先生が対策してくれることになりました。そこで、すぐに横国の学生センターに問い合わせをして、過去数年分の小論文の過去問をもらいました。この過去問を1週間に2年分くらいのペースで取り組んでいましたね。
書いた小論文は、まず国語の先生に添削してもらっていました。最初はぼろぼろだったのですが、指摘された部分を読み返して、「なんで私はここで間違えてしまったのか」ということをじっくり考えるようにしました。ミスの原因を見つけたら、次は絶対に同じミスをしないように、ということを特に気を付けていましたね。そうしているうちに、だんだんと先生から指摘される部分も減っていきました。
また、国語の先生だけでなく、母や年上の知り合いの方にも私の書いた文章を読んでもらっていました。「まだ高校生だから、大人から見たら変な言葉や言い回しを使っているかもしれない」と思ったからです。日本語のおかしな箇所は、文章を書いた後すぐに知りたかったので、身近な大人にその場で指摘してもらっていました。
知識面については、聞かれそうな内容に関するテーマの本を借りて読んだり、日経ビジネスオンラインを読んだりしていました。知識のインプットはほとんど家で行っていましたね。勉強する内容に偏りがないようにはしていましたが、ここ1年の社会で話題になった出来事などを考えて、重点的に勉強する分野を設けていました。
面接の対策としては、図書館で面接に関する本を借りて、面接で聞かれる質問を把握し、その質問について意識して生活していました。学校の授業の休み時間にも、「この問題を聞かれたら私はどう答えるだろう」と考えていましたね。答えが思いついたらその内容を徹底的に深めていくようにしていました。受け答えの練習は、母に手伝ってもらっていました。入退室のマナーの練習を始めたのは、試験の3日前くらいですね。
 
―一般入試の勉強は並行して行っていたのでしょうか。
いえ、一般入試の勉強はほとんどしていませんでした。推薦入試を受けると決めてから、推薦対策に力を入れていましたね。中途半端にどっちにも手を付けると、どっちも成果が得られないと思ったんです。
塾の授業は1週間に2日ぐらいで、授業時間も短かったので、塾には通い続けていました。「英語と数学の感覚が鈍らないように」くらいの心持ちでしたね。塾の先生にも推薦入試を受けることにしたとは伝えていたので、宿題も他の人よりゆっくりと取り組ませてくれました。
今思うと、推薦対策のみに力を入れていてよかったと感じています。ただでさえ時間もありませんでしたし、時間があったとしてもどっちつかずになっていたと思います。あまりいないとは思いますが、私と同じような状況になった方がもしいるなら、片方を切り捨てる勇気を持ってもらいたいです。
 
―それでは、受験当日の話を聞かせてください。
小論文のテーマは、環境倫理を絡めた経営戦略に関するものと、モジュール化(※)に関するものでした。
環境問題に関連するテーマが来るのではと思い、環境問題に関する分野の勉強に力を入れていたので、1つ目のテーマに関しては難なく書くことができました。2つめのテーマも、日経オンラインに載っていたモジュール化に関する興味深い記事を覚えていたので、その内容を思い出しながら自分の考えを書きました。両者ともに、出題されたテーマのみ考えるのではなく、社会情勢なども考えて解答しました。たとえば、グローバル化が進んでいるので、日本国内の話だけではなく、世界にも目を向けた内容にする、といった感じです。小論文のテーマに関しては、自分が知っているものが出たという運の良さもあったと思います。
面接では、志望理由や高校生活で頑張っていたこと、将来の夢などについて聞かれました。聞かれるだろうと予想していた質問だったので、しっかりとした受け答えができたと思います。また、先ほど言ったように、質問に対する回答の内容を深めていたのも大きかったと感じていますね。何を聞かれても矛盾なく答えられるくらいまで、回答の中身を深めておいたんです。たとえば、将来の夢に関してですが、「その夢を実現するためにはこれぐらいの時期にはこれをする」「こういうことがあったらこれをする」というのを緻密に考えました。
 
―当日はやはり緊張しましたか?
それが、全然緊張しなかったんです。
部活でソロパートを演奏することになっても、本番では緊張しない方でした。むしろ、練習の方が緊張していましたね(笑)
 
―本番に強いタイプなんですね。では、手ごたえなどは感じられたでしょうか。
少しだけ感じていました。
面接の話に戻りますが、面接官の先生の口調が淡々としていて、表情もあまり変わらず、まっすぐ私を見てくるので少し怖いなと思っていました。圧迫面接だったのか、「あなたには経営システム科学科は向いていないと思います」とも言われてしまって…。答えることは答えられたのですが、「この先生は厳しそうだから、こんな答えではだめかもしれない」と思ってしまいました。ところが、最後に将来の夢について質問されてそれに答えているときに、その先生が笑ってくれたんです。それを見て、大丈夫かもしれないと思いました。
 
―見事合格を果たされましたね。おめでとうございます。今の大学生活について聞かせてください。
「経営者から学ぶリーダーシップと経営理論」という講義があって、そのスタッフを行っています。スタッフは10人くらいいるのですが、他のスタッフの考え方や行動に刺激をもらっていますね。
現在は起業に興味を持っています。関心のある分野があるので、今はその分野に関する知識を深めるために勉強を頑張っています。
 
―最後に、受験生に向けてメッセージをお願いします。
何に関しても、早い段階から準備をしている人は本当に早いうちから準備をしています。そういう人と比べると、「自分は駄目だ」と思ってしまうかもしれません。
ですが、最後まで諦めないでください。私の場合は圧倒的に時間が足りませんでしたが、諦めずに最後まで取り組んだことで合格することができました。
推薦入試に関して言えば、大学側もその学部に興味を持っている学生を取りたいと思っているはずです。解答の知識面や技術面では早くから準備した人に負けてしまうかもしれませんが、熱意なら準備の早い遅いは関係ありません。熱意をいかにアピールできるかがポイントだと思います。
粘り強い人が最後に勝つと思っています。がんばってください!
 
 
※モジュール化とは1つの複雑なシステムを、相互依存の強い部品同士で構成するのではなく、交換可能な独立した機能を持つ部品同士で構成しようとすること。(出典:コロガル♪ビジネス用語辞典)

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