経済・経営学部の違いって…?

2013.05.17

お久しぶりです。いずみです。

横国には経済学部と国公立大学の中では神戸大学と横国にしかない経営学部があります。
でも実際、経済学部と経営学部って何が違うの?と思っている人は案外多いのではないでしょうか。

今回はオープンキャンパスでも質問の多かったこの
「経済学部と経営学部ってどう違うの?」にお答えします!

◆学問について
経済と経営ってなんだか、名前も似ているし、学ぶ内容に何の違いがあるのかな?と疑問に思う方は少なくないと思います。

大まかに言うと経済は理論を、経営は実践的なことを学びます。

経済学部では理論・政策・歴史等を扱い、数学を使うことが非常に多くなります。
横国経済学部の授業を例にとってみると、「ミクロ経済学」や「マクロ経済学」などで経済が回る基礎原理、「国際金融」で為替や世界金融危機など、世界的な金融の動きをのこと、「現代経済史」では名前の通り経済の歴史を学びます。
また、経済学は経営学と比べて数学関係の講義も多くなります。
グローバルな問題に対して常に関わり、家計や企業、政府といった単位で経済の仕組みを捕えていきます。

その一方経営学部は様々な目線から一つの企業をどう動かしていくのか、経営・会計・流通・情報などを勉強していきます。
授業でいうと、「経営学総論」で経営に必要な戦略や組織、技術等基本的な経営学から現代日本の大企業分析を行ったり、「経営管理論」では企業分析やそこから会社の建て直しなどを具体的に学んだり、「マーケティング論」では消費者心理等から市場を分析するなどがあります。

しかしもちろんのことながら学問的にお互いに被る領域もでてきますし、経営学部に進んだからといって経済学が学べなくなることも、経済学部に進んだからといって経営学が学べなくなることもありません!
経済学部生が経営学部の授業をとることも、その逆ももちろん可能です。

理論と実践では違うことも多いですが、多かれ少なかれ社会人になれば、マーケティング活動にかかわると思いますし、起業して社長にならずとも部下を持てば組織の作り方、マネジメントの仕方も必ず知る必要が出てくると思います。
そのようなことを考えれば、社会に出た際に経営学の知識《例えばマーケティング(製品、流通、価格、販促・広告など、モノをつくり売っていく過程のこと)や組織論など》は、どの会社や組織にいって、どの職種になっても関わりのあることだと思うので、学部に関係なく、教養として勉強しても良いと思います。

経済学もミクロやマクロの基本的な部分や経済史、ファイナンス、財政の仕組みなどは、教養として知っておいた方が自分の視野も広がりますし、様々な方向からのアプローチが可能になると思います。

つまり、経営学部だから、経済学部だから、という括りに囚われず、自分の専門分野以外にもいろいろな本を読んだり授業をうけたりしてみると視野が広がってよいと思います!
ということでした。そしてその中で理論と実践、どちらから学びたいか、興味があるかによって学部を志望するといいかなと思います。

◆授業について ~横国ver~.
横国の経済学部と経営学部での授業の取り方に現在差はありません。
大学では自分で授業を選択して、卒業に必要な単位数を取得していきます。

経済学部卒業に必要な単位数は一般教養科目が42単位(その内語学16単位)、専門科目が82単位、合計124単位

経営学部だと一般教養科目が38単位(その内語学12単位)、専門科目が76単位、一般教養か専門科目のどちらでも可とされるのが14単位の合計128単位

を取ることが卒業要件となっています。

経済・経営で単位互換となる専門授業もいくつかありますし、単位にならなくてもその授業を聞いてみたい!ということであれば、大人数の授業が多い横国ではその授業にもぐりこむことも可能だと思います。

また教授に直接アプローチしてお話を聞くことももちろん可能ですよ。
大学生活は自分から動けば、様々な情報が手に入りますので、ぜひいろいろなことにトライしてみてくださいね。

また経済学部では2年後期からサブゼミが3年から本格的なゼミが始まります。
経営学部だと2年後期から基礎演習という名目でゼミが始まります。
どちらの学部でもそうですが、ゼミは一般的な授業と違い、少人数性で似たような事柄に興味のある人が集まりますので、教授、同ゼミ生と一緒に学びを深めていくことができます。
大学の勉強の真骨頂は一方向型ではなく、双方向に意見を交わし合い専門性を高めていくことだと思いますので、大学入学後にはどんなゼミに入るかも楽しみの一つですね。

◆将来について
経営学部というと、起業したい人ばかりというイメージを持つ方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
むしろ経営学部の中でも最終的に起業する人は年に数名だといいます(経営学部に申請のあった学生のみカウントしています)。
さらには教育人間科学部でも理工学部でも、経済学部でも起業する人はいます。

さて、それでは経済学部と経営学部によって就職に差がでるのか、というとそうでもありません。

経済学部、経営学部、どちらでも本当に様々な企業に就職します。
大学院進学、銀行や証券会社、製造業、メーカー、学校教諭、公務員、公認会計士、起業…本当に人それぞれです。

理系の研究職や特別な資格が取れる学部は別ですが、「この企業に就職したいならどの学部学科だ…?」なんて心配はあまり必要ないと思います。
筆者の私見ですが、「どちらの学部に進学するか」を悩むよりは、「大学に入ってからどのように自分を磨くか」が大切なように思います。

ちなみに経済学部・経営学部ともに就職業種1位はやはり金融・保険業でした!
詳しい就職先一覧はこちらをご参照ください。

またここまで学部による違いを述べてきましたが、学科による違いも色々とあります。
公認会計士や中小企業診断士などの資格を取りたい方は、経営学部会計・情報学科で資格関係の授業があるのでそちらが有利であったり、法学に興味がある人は経済学部経済システム学科法と経済コースで法律関係のゼミをとったりもできます。
ただ今回は話がそれてしまいそうなので、学科による違いはまた別の機会に記事にできたらと思います。

さてみなさんいかがだったでしょうか?

ここまで堅苦しく経済、経営の違いについて書いてきましたが、在校生はみんなそんなに考えて出願したのかというと…えぇ、そんなことはありません(笑)
入学後周囲に聞いたところ、センター試験の点数によって経済学部にするか経営学部にするか決める人が多かったのも事実なのです。

私はその選び方ももちろんアリだと思います。
だってやっぱり実態は入学してみなくちゃわからない。
ただこの記事でなんとなくでも横国経済学部、経営学部の違いがわかっていただければなと思います。

悩みに悩んでこの学部にした人、なんとなーく学部を選んだ人、そして経営学部の自由さに憧れる経済学部生、やっぱりがっつり理論を学びたいという経営学部生。
いろんな人がいますが、経済学部も経営学部もすごく柔軟な学部だということは間違いありません。
自分のしたいことを学部の枠にとらわれず、楽しい大学生活にしましょう!

それではまた!いずみでした。

コメント

お名前*

コメント*

横浜naviGATEとは? twitterTwitterはこちら!
分野・目的
アーカイブ