合格体験記〜経営学部後期 小野寺恵の場合〜

2011.09.15

横浜国立大学 経営学部 国際経営学科 小野寺恵〈オノデラメグミ〉
後期 現役合格
出身高校 都立立川高等学校

今回は私の合格体験記を書きたいと思います。
私は一橋大学の受験に向けて勉強していましたが、センター試験や二次試験の科目で横国と被るところもありますので、所々参考にしていただけたら、と思います。

◆横国の志望理由、時期

私は都内に住んでおり、一人暮らしができないという制約があったので、自宅から通える範囲にあり、経済学部のある国立大学を考えました。高1の春に一橋大学経済学部を第1志望に設定しました。そういうわけで、以下の勉強法は一橋大学を意識したものとなっています。
高1の冬頃、自宅から通える国立大学で、かつ経済学部があり、レベルが一橋大学の下という大学として横国を第2志望にしました。どちらかというと消極的な選択でした。

 

◆高1の過ごし方

高校時代、部活はダンス部に所属していました。週5日、平日のみ放課後に活動していました。文化祭前は土日も練習していました。
学校に定時制がある関係で17時までに部活動が制限されていたので、その後予備校の自習室へと足を運んで勉強していました。そこまで忙しくはなかったので、勉強との両立はどちらかというと容易だったと思います。

今部活で忙しい人も、焦る必要はありません。忙しい部活動でレギュラーだった人で東大に入った人を知っています。引退後、部活動へ向けていた集中力を一気に勉強へと向ければ大丈夫です。部活動は高校時代しかできないので、思う存分やるべきだと思います。

高1の春から予備校へ通い、週5日ほど国数英の授業をとっていました。センター受験科目は高1の春の段階ですでに決定していました。一橋大学の受験科目に合わせて、国語、数学1A2B、英語、地理、政経、化学を選びました。二次科目は国語、数学、英語、地理にしました。

予備校の授業の内容は基礎的なもので、英語は私大の文法問題の過去問、現代文は私大の長文読解(マーク式)、数学は教科書レベルの問題、という感じでした。英語や現代文の予習は真面目にやっていましたが、その他の授業の予習や、復習はほとんどしていませんでした。評定平均に興味はなかったので、学校の授業はおろそかにしていました。そのせいか宿題や提出物というものをやった記憶は3年間ほとんどないです(笑)。ただし英語の予習(教科書の文章の和訳)はしていました。

夏休みには一橋大、中央大のオープンキャンパスへ参加しました。

 

◆高2の過ごし方

改めてよく調べると、自分が興味のある学問は経済学ではなく経営学だと判明しました。よって第1志望を一橋大学商学部に変更しました。第2志望は横国の経営学部国際経営学科にしました。
夏休みは横国、明治大、青学大、早稲田大、慶應大のオープンキャンパスに参加しました。

相変わらず週5日ほど予備校の授業を受けていました。国数英に加え、センターで受験予定だった化学も受講しました。高2からお世話になった英語講師のおかげでモチベーションが高まり、今まで以上に勉強を頑張るようになりました。部活が終わったら、予備校の自習室へ直行し、授業の予習を中心に勉強し、その後授業を受けるというスタイルが身に付きました。

英語では長文読解英文法のテキストを中心として勉強していました。長文読解の問題は難関国公立の問題が中心で、辞書なしで解答を作成しました。レベルはとても高いものでしたが、それでも諦めずに解答を作ったことが英語力を高めてくれたと思います。
電車内ではNext Stageという文法の参考書を何回も繰り返し、英単語(私はDATA BASE 5500を使っていました)を覚えました。古文単語もときどきやりました。

単語や年号などの暗記ものは机の前でやるよりも、通学時間やお風呂の中、休み時間などの細切れ時間を有効に使った方がいいと思います。また毎日触れることが重要です。1周に時間をかけるよりも、ぱぱっと見て何周も何周も繰り返した方が効果的でした。

 

数学は予備校のテキストの問題を、何も見ずに完答できるまで(ここが重要です)何回も繰り返しました。数学講師の方は、「授業のあった日に授業でやった問題をその日寝る前に必ず解き直し、その週にもう1回完答できるまで解き直すこと」をおすすめしていました。数学は目で見る学習では不十分で、自分の手で何回も解き直すことが必要だと強調しておきます。

選択科目である化学は予備校の授業で予習して、学校の授業で復習する形をとっていました。

政経は季節授業で1年のときの復習をしましたが、このときはまだ地理には手をつけていません。

 

◆高3の10月までの過ごし方

私は高3の4月に部活動を引退しましたが、特別勉強時間が増えたわけではありませんでした。むしろ高2の1年間の方が忙しかったと思います。

上記で述べた通り、私はセンター科目に国語、数学1A2B、英語、地理、政経、化学を選びました。けれども横国の経営学部の場合、センター試験では地歴から1科目選択なので、地理と政経の2科目をとる必要はありません。
二次科目には英語、数学(1A2Bまで)、国語、地理を選びましたが、横国の経営学部の場合は、前期では二次試験がなく、後期でも英語と数学(1A2Bまで)の2科目のみが二次科目として設定されていますので、そんなに苦労することはないと思います。

高3になると周りも受験ムードになってくるので、友達を意識することでモチベーションを保っていました。
模試の判定はDとEしかとれませんでしたが、一橋大への気持ちは揺らぎませんでした。数学がどうしても苦手で、一橋のレベルの高い数学の問題を解ける気がせず、かつ貧困問題に興味があったので、数学の配点が低い一橋大学社会学部を第1志望に変えました。

数学はなかなか成績が上がりませんでしたが、何回も何回もテキストの問題を解き続けました。

英語は予習を中心にやっていました。一橋特有の自由英作文は講師に添削してもらいました。

現代文も古典も論述中心にやっていました。

地理も一橋や東大、京大の過去問プリントを作ってもらい、毎週提出して添削を受けました。地理は得意だったので、復習はほとんどしていませんでした。得意科目は予習中心にするか、あるいはほとんど時間を割かないという手もあると思います。

政経は学校でもらった問題集(記述&記号選択式)を2周しました。問題集にでてきた用語は必ず用語集でチェックしました。

センター化学は無機と有機が苦手でしたが、夏頃に学研のMy BESTという参考書の無機と有機の単元を2周して覚えてからは点がとれるようになりました。化学は暗記科目というイメージが少ないですが、覚えるところは覚えないと点はとれません。その後は学校で配布されたセンター用の問題集を2周しました。

夏休みは1日だけ予備校の友達と遊びました。でもほかは自習室にこもり、予備校の授業を受ける日々が続きました。友達の付き添いで、横国のオープンキャンパスにも参加しました。

 

◆11月からセンター前までの過ごし方

10月の終わりと11月の頭にある一橋大模試を受験し終わり、いよいよ気持ちはセンターへ切り替える時期になりました。
勉強全体を監督してくれた英語講師の「しつこいほどセンター!センターを突破できなきゃ二次も受けられない!」との考えから、11月の中旬からセンター対策をはじめました
11月からセンター英語とセンター国語は予備校の友達と得点を公開して競い合うことにしました。週1回1年分を制限時間を守って各自で解きました。
11月下旬からは5教科7科目を毎週1年分ずつ制限時間を守って解きました。数学は05年以前の問題は出題範囲が違うので、河合塾から出ているセンター模試の過去問を集めた問題集を解きました。
授業は二次対策のものが多かったので、その予習を中心に二次対策もしていました。割合としてはセンター:二次=4:6くらいです。

余談ですが、冬休み前くらいに一橋大模試の結果が返ってきました。手応えはあまりなかった割には人生初のB,C判定だったので、嬉しくなってモチベーションも上がりました。

 

◆センター試験後

前期に一橋大学社会学部、後期に横浜国立大学経営学部国際経営学科へ出願することを決めました。

センター後は、青本と呼ばれる駿台から出ている一橋大学の過去問や、一橋大の数学15カ年という数学の過去問を解いたり、授業の予復習をしたり、一橋大へ特化した授業を新たに受講したりしました。
勉強時間は、英:数:国:地理=4:4:1:1くらいでした。苦手科目である数学と配点が高い英語に時間を割きました。

 

◆二次試験とその後

一橋大の入試では、得意であった地理でほとんどの問題がわからないという事態が起き、落ちたであろうと考えました。後期まで諦めないで勉強する予定でしたが、3年間ほぼ遊んでこなかった反動か、全くやる気が出ず、引きこもって1分も勉強しない日々を過ごしました。横国の過去問は1問も解いていません。
そのせいで後期の自信はあまりありませんでしたが、地震の影響でセンターだけの判定になり、無事合格することができました。

ですが、前期がダメだったからといって諦めてはいけませんよ!私は悪いお手本です(笑)。後期まで諦めないで頑張れる人だけが後期に合格することができるらしいです。
横国は後期もかなりの人数をとるので、後期に向けて勉強を続けましょう。特に経営学部は前期に二次試験がないので、センター後はずっと後期に向けて勉強しましょう

 

◆センター結果

国語   154/200
数学ⅠA 94/100
数学ⅡB 68/100
英語   174/200
リス 40/50
化学   83/100
地理   96/100
政経   88/100

合計   755/900(83%)

 

◆受験結果

・神奈川大学 経済学部 現代ビジネス学科(12月給費入試) 給費 不合格 一般 合格
・明治大学 商学部 センター利用6科目 合格
・慶應義塾大学 商学部 A方式(英数地理) 合格
・一橋大学 社会学部 前期 不合格
・横浜国立大学 経営学部 国際経営学科 後期 合格

 

国立大学が第一志望である場合は、センター後の勉強時間を確保するためにも私立大の一般入試はあまり多く受けない方がいいと思います。センター利用方式を上手く利用できるといいと思います。また、数学を使う受験方式の方が、倍率やセンターの得点率が低い場合が多いので、数学を上手く利用するのがコツだと思います。数学が苦手であっても、後期で数学が必須なので、数学を克服する方が懸命だと思います。

 

◆モチベーションの保ち方

学校や塾で先輩のお話を伺う機会がありました。勉強法、名言、大学の話などをメモに残してモチベーションが下がったときには見ていました。

また何かにつけて予備校の英語講師の方に相談をしていました。必ず頑張ろうと思える言葉をかけていただけたので、その方に話を伺うとモチベーションが上がりました。成績のことで悩んだり、勉強がわからなかったりしたら、先生に話しかけてみてもいいと思います。

あとは一橋を目指す友達を常に意識していました。相談しあったり、励まし合ったり、負けないように勉強したり、いい影響を受けることができました。
一橋の学生が作っている受験冊子の黄本をときどき読み返していました。先輩方も自分と同じ悩みを持っていたのだとわかると気が楽になりました。

横国naviGATEがオープンキャンパス時に配布した冊子をお持ちの方は、モチベーションが下がったときにでも読み返してみてください。きっと「がんばろう」と思えるのではないでしょうか。横国naviGATEのサイトも勉強の息抜きにチェックしてみてくださいね。

 

◆各教科の勉強法

英語…とにかく自分で記述や論述の解答を作成してください。私大のマーク式問題ばかりやっていても力はつきません。国立大の過去問が一番力がつくと思います。文法が固まってない人はNext Stage(桐原書店)や英語頻出総問題(桐原書店)を繰り返しましょう。和訳は、基礎英文問題精構英文標準問題精構(旺文社)を全訳することで力がつくと思います。英単語も繰り返しましょう。

リスニングは、Next Stageや単語帳についている英文CDを毎日聞いたり、教科書の音読をしたりするといいですよ。「音読!?」と思うかもしれませんが、自分で発音できる音以外は聞き取れないらしいです。

数学…同じ問題を何度も何度も繰り返してください。何も見ないで完答できるまで繰り返してください。様々な問題集に手を出すよりも、同じ問題集を何周もした方がいいと思います。青チャートは辞書代わりにしました。

センターは制限時間がきついです。高3の11月までは時間を気にせずに解き、12月からは制限時間内に解く、という練習をしましょう。また、センター数学は二次数学とは違った力や発想力が求められます。よって先生からアドバイスを受けて、センター数学向けの対策をするのがいいと思います。過去問マーク模試の過去問集などで傾向や解き方のコツをつかみましょう。

国語…論述は自分で解答を作成し、添削してもらうのが一番です。センターは慣れることが重要です。センターは制限時間がきついので、時間内に解けるように練習しましょう。過去問や各予備校が出しているマーク模試の過去問集などが役立つと思います。

古文単語は単語帳1冊を5コのセクション(大体1セクションに60~70単語)に分けて付箋をはり、1日1セクションぱらぱら見るという勉強がおすすめです。電車の中など、1日20~30分程度でいいと思います。これで1週間に単語帳1冊を見ることになり、ずっと続けると何十周もできるので、いずれ覚えられます。

地理…過去問を使った演習を行い、添削してもらいましょう。原因を理解することも大切です。(例えば新規造山帯に見られる褶曲構造はなぜできるか。)センターでは地形図の読解に慣れましょう。地形図の読解は一番時間がかかるので、ほかの問題を全部やってから解く、というのもおすすめです。(ただし解き忘れ、マークずれに注意)

センター政経…何か手頃な問題集を1周するだけで理解度が深まると思います。センターの過去問が一番役立つと思います。用語集を参照する癖をつけましょう。

センター化学…覚えることはきちんと覚えて、その後で問題集をやりこみましょう。私は黒本(河合塾から出ているセンター模試の過去問)と青本(駿台から出ているセンター模試の過去問)、センターの過去問を利用しました。本番は思ったよりも焦って時間が足りなくなります。私は、過去問を35~45分以内に解ききる練習をしていました。

 

◆メッセージ

横国はいい大学なので、入学できるように今は一生懸命勉強してください(^w^)今しか勉強できませんし、落ちてから悲しんでも遅いです(^^;)遊びやバイトは大学入ってから存分に楽しむことができます。時には息抜きをしながら、今は勉強を優先して頑張ってください!!横国naviGATEのみんなが心から応援しています♪

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