【第3回】OBOGインタビュー フリーアナウンサー田添菜穂子さん

2011.08.12

横浜国立大学を卒業し、現在フリーアナウンサーとして活躍される田添菜穂子さん。今回は、実際のアナウンサーという仕事から、マスコミ業界で求められる資質に至るまで広く聞いてみました。。




―アナウンサーの仕事とは、どういう物でしたか?

 アナウンサーの仕事はニュース読み、天気予報、番組の司会、ナレーション、 コマーシャル、イベントの司会・・・とたくさんあるんですが、地方局では、そのどれも、なんでもやらなくてはいけませんし、できなくてはいけません。

また、ニュース取材もキャスター時代にやりましたが、アナウンサーはただ行ってレポートするだけじゃなくて、自分で原稿を書いて、編集にも立ち会うという、本来のアナウンサーの仕事以外のことも任されます。

私はもともと報道志望だったのですが、ニュースのキャスターを任せてもらうのに5年かかりました。社会では必ずしも自分のやりたいことが、すぐできる訳ではないんですね。ただ、やりたいという気持ちを持っていれば、叶うことも多いですよ。このことは、学生の皆さんに是非覚えておいてほしいですね。


―田添さんの考える、マスコミ業界で求められる資質とは何だと思いますか?

率直に言うなら『丁寧なずうずうしさ』だと思います。つまり、相手の信頼を得るためにはまず礼儀正しくないといけません。でも、聞き出したい事を聞くためにはずうずうしさも必要ですよね。
なので、たとえ取材拒否されても熱心に説得して食い下がったり、取材対象が言いたくなさそうなことを上手に礼儀正しく引き出す力というのが、マスコミに携わる人には求められると思いますよ。

あとは好奇心や信念、真摯な気持ち、打たれ強さ、そしてマスコミに限らず自分がその会社にとってどんな役に立てるのかを考える事が必要だと思います。


―では大学時代は何をしておくべきだと思いますか?

まず大切なのが、大学時代に大人とたくさん話すという事です。というのも学生という立場は本当にチャンスです。普段なかなかお会いする事の出来ない人でも、たとえばOB訪問などで学生さんなら簡単に会ってくれるかもしれません。

また、マスコミへの就職活動は、情報収集が非常に大きな鍵を握っています。日頃からとにかく情報を集める癖を付けておく事も大事だと思います。

そして一番重要なのが、とにかく幅広く何でも見る事です。特にマスコミ業界には、学部問わずいろんな経験を積んだ人材が入ってきます。「学生時代、オリンピック代表でした」とか、「ドキュメンタリーを撮影しに外国に出かけました」といった経験を持つ人もいました。そのインパクトに負けないくらいの強みを持って頑張ってほしいですね。人と違う経験をして何かを学び取るためには、海外に行くのが、手っ取り早いかもしれませんね。留学するとたくさんの刺激を受けることができますし。留学はできなくても海外のような知らない土地に行く経験はたくさんしたらいいと思いますよ。

「横国の常識が日本の常識ではないように、日本の常識が世界の常識ではない」ということですね。



次回は最終回!! (田添さんのこれからの目標とは!?) 最終回へ

(著者/横国naviGATE:澤田広平)

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