ユーラシア大陸自転車横断~こいで繋がる笑顔の輪~ Cocプロジェクト [加藤功甫さん][田澤儀高さん]Part1

2011.04.28

2011年4月、世界へ旅立った横浜国大生がいます。

Cocプロジェクトの加藤功甫さんと田澤儀高さん。

世界中の子どもたちを繋いでいきたいという想いからCoc(connection of the children)というプロジェクトチームを結成し、2011年4月から1年間、ユーラシア大陸を自転車で横断しながら世界と日本の子どもたちの“繋がり”をつくる!というプロジェクトに挑戦しています。

「誰かがやる」ではない。「僕らがやる。」 そんな熱い想いを持った二人の旅への想い、そして大学生活についてお聞きしました!!

プロフィール

田澤儀高(写真左)

教育人間科学部学校課程音楽科専攻卒業→同大学院1年(休学中)

出身:横浜

趣味:ピアノ、スプーンミュージック、自転車

Twitter http://twitter.com/#!/dsawa

加藤功甫(写真右)

教育人間科学部学校教育課程保健体育科専攻卒業→同大学院1年(休学中)

出身:長野

趣味:ドライアスロン、ボルダリング、自転車

Twitter http://twitter.com/#!/kosuke375

Coc(connection of the children) HP  http://coccoccoc.web.fc2.com/index.html

ブログ http://ameblo.jp/coc-ytkk/

 

 

 

偶然に偶然が重なった出会い

ーそもそものお二人の出会いって何だったんですか?

田澤 それはもう単純に学校教育課程のクラスが同じだったんですね。そしたらたまたま二人とも自転車で小中高あちこち走り回っているような境遇を持っていて、「お前もかっ!」みたいな(笑)。

それはもうビックリしたんですけど・・・

加藤 お互い「どこまで行ったことがある?」って自慢をして、じゃあ今度違うとこ一緒に行こうよ!ってなったのが初めでした。

あと住んでたとこも偶然近くて、田澤は実家で瀬谷に住んでるんですけど、僕は一人暮らしなのに大学まで1時間半くらいかかる大和に住んでて(笑)

田澤 一人暮らしでなぜそこ選んだっていう。

加藤 たまたま家が近くて、余計いろいろと絡むようになりました。

田澤 いやーだって、一回家に帰ったときに、こーすけがすでに家についてご飯食べてたときビビりましたね。

「ああ、おかえりー」って、「いや、おかえりじゃねーし!」(笑)

加藤 ホントよくしていただいて(笑) 一緒に自転車で全国各地を回っていく中で、このCocをやろう!ってとこまで進んでいきました。

Cocについて

自転車が好き!子どもが好き!

―Cocプロジェクト立ち上げのきっかけは何だったんですか?

加藤 きっかけは2つあって、一つは、一緒に自転車で日本を周った経験。一度に全部周るのは無理なので、夏休みに九州行ったり、春休みには北海道行ったり、そういうことを4年間してきたんですけど、その中で感じたのが、自転車の旅ってすごく楽しいなあということ。自転車だと出会った人が優しくしてくれて、繋がりとか人と人との出会いをものすごく感じられるんですね。やっぱりヘルメットもせずフルフェイスだし、車みたいに閉ざされてないし、歩いてると浮浪者見られがちなところも自転車だと清潔感を持って走れるし、

だからいろんな繋がりとか人との出会いを感じて、これをもっともっと海外に行って感じてみたいと思いました。

あとは今日本では“繋がり”というものが希薄になっていると言われているので、それをもう一度見つめ直したい。“繋がり”って大切なんだよ!ってことをこの企画を通して発信したいと思ってこのプロジェクトを立ち上げました。

―具体的にはどんな活動をするんですか?

加藤 活動としてはまずユーラシア大陸を自転車で横断するということ。それをしながら行程中出会った子どもたちに20センチくらいの糸を結んでもらってどんどん長くしていって、最終的にはその糸で視覚的には見えないような“繋がり”を視覚的に見えるように、実感としてつかめるようにしていきたいと考えています。

田澤 二人とも教育学部で、4年間子どもと関わってきたということもあって、大陸を横断する際に人の役に立つことをやりたいと考えたときに、子どものためになることをやろうと思いました。

4年間子どもと接してきて、子どもってすごいキラキラ輝いてるし、いろんなことに興味を持てるし、いいものもわるいものも吸収するけど、将来の可能性がある。そんな子どもたちのために、僕たちがこれまでの経験を生かしてできることはないかなって思ったときに、糸を繋ぐっていう活動を通して子どもたちにいい影響を与えられたらなあって。

もちろんこの活動を通じて僕たちと同じ年代の方だとか、おとな、おじいちゃんおばあちゃんにも少しでも元気を与えられるような活動ができたらなあと思っています!

“繋がり”を感じた出発までのプロセス

加藤 Cocをやろうと初めに思ったのが、大学3年生の冬。それから企画を具体的にして行って今に至るんですけど、

そのためにスポンサーを募ったり、実際に小学校に訪問して、このプロジェクトでは日本の小学校3校、海外の小学校3校でプレゼント交換することを企画しているので、それぞれの小学校にアポを取ることもしたりして・・・

田澤 いろんなことが同時進行だったからホントに大変で、脳みそが全部で3つか4つ欲しいような感じ(笑)

海外の小学校にもインターネットでゲリラ的に連絡を送ったり、知り合いづてで連絡をとったり。

それはそれで資金面も足りないし、物品も足りないからいろんなスポンサーさんのところを周って、「お宅の商品を使わせていただけませんか」とか「資金をカンパしていただけませんか」って頭を下げて周ったりとか

加藤 トレーニングも十分にするためにスポンサー周りも全部自転車でしてみたり、メールとかも企業に1000社以上送らせていただいたり、本当にいろいろとやりました。

ときにはきつい言葉をいただいたこともあったんですけど、でも実際にコンセプトも固まってくると応援してくださる方もでてくるし、逆に僕らは「こういうことができます!」って持っていっても、「そんなことは君たちには求めていない。君たちがそうやって頑張ってる姿を応援したいんだよ。」ってポンとお金を出してくださる方もいたり。

やっぱりそのスポンサー周りとか小学校へのアポ取りのプロセスでも人との繋がりのの素晴らしさを感じることができたので、余計ここで負けるわけにはいかないと思って、何とか行けるぐらいまでは集まって、企画に必要なアポも全部とることができました。

―並々ならぬプロセスがあったんですね!何が二人をここまで「やるぞ!」と動かしたんですか?

加藤 そもそもこの企画を何でやりたかったかってことを辿っていくと初心はただただ自転車が好きで、いろんなところに自転車に行きたいという想い、それと子どもに何かしてあげたい、その2つの想いが根幹にあったので、その芯がぶれてなかったから、どんなに辛くてもここだけは何とかしたい、ここまではやりたいってことを二人で話し合って、ここまでやってこれたかな。

あとは周りの人が本当に応援してくれて、最初の頃はゼロだったんだけど、1人つき、二人つき、小学校もつき、友達も応援してくれるっていう状態になると、辛いときでもみんなが支えてくれて、社長の方も「準備が一番大変だから。出てしまえばもういいから。」というような話をしていただいたり、周りの人たちに心的なサポートをしてもらって、それがなかったら倒れてたかなって思います。

田澤 僕の場合は卒業演奏会と平行してだったので、かなり押しつぶされそうで、そうとう大変でした。

僕も音楽を頑張りたいっていう気持ちもあったし、だけど絶対後で後悔するから今しかやれないこともやりたいっていう気持ちもあった。他にもやらなきゃいけないこともあったけど、自分で決めたことだし、責任を持ってやり遂げたいという想いがあった。

あとはこーすけが言った通り子どもたちのために何かしたい、横断したいという想いがあって、絶対後悔しないためにも今やり抜くしかないっていう、ここで負けたら一生後悔するっていう想いがあったので、その想いでここまで突っ走ってきました。

次に続く(次回は4年間の大学生活についてです!)

聴き手:学校教育課程3年 三浦悠太郎 Twitter  https://twitter.com/hamataro39

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