【学部学科解体新書】―鬼の物工後編―(※横浜国立大学工学部物質工学科、次年度理工学部化学・生命系学科)

2011.02.07

今回も前回に引き続き、≪鬼の物工≫と恐れられている工学部物質工学科(以下、物工と略)の中の3つのコースのうち、以下、『物質のシステムとデザインコース』(物シス{読み方:ものしす})と『化学コース』の二つのコースについて、実際にそのコースに在学している方への取材を元にご紹介していきたいと思います。



【学部内の雰囲気】

男女比は8:2くらいで男性が多いですが、物質工学科は工学部の中では女性が多い学科です。単位を取るのが大変なので、前期と後期で同じ内容の授業があったら後期受けている人は前期受けている人に勉強を教えてもらうなどして、みんなで協力して勉強します
また、半年ごとに学籍番号でランダムに決められる6人1組の実験班で仲良くなります。実験はお昼をまたぐので、大体その6人でランチします。実験レポートもその班で協力して書き上げます。女性はその実験班の中では大体6人中1人になります。
4年生になると学科の中の同期はほとんど顔見知りか友達になります。ですから物質工学科は横国の中でもかなり仲の良い学科なのではないでしょうか。


【研究室の決定】

研究室決定の基準は、コース決定の時と同じようにGPTです。
『物シスコース』と『化学コース』の研究室は3年の11月中旬頃に決定します。12月頭くらいまでかかる年もあります。
基本的には定員を超えて希望が出ている研究室の希望者は週1回集まって話し合って調整します。なぜ1週間に1回かというと、その間に他の研究室を見る時間を与えるためです。この話し合いが毎年とても揉めますが、大体何人かが動いてくれて研究室が決定します。話し合いでどうしても決まらない時は、成績(GPT)の悪い人に動いてもらうことになります。


【大学院進学】

全体の大体1割に満たないくらいの人が学部の4年生で就職します。ほとんどの人は大学院に進学します。全体の9割は横国の大学院に進学し、残りの数%は他の大学の院に進みます。物質工学科では成績(GPT)の上位3分の1が推薦で横国の大学院に行けます。真面目にこつこつやっていれば3分の1には入れると思います。GPTを上げるためにはいい成績をとるだけではなく、たくさんの授業を取る事も大切です。


【就職】

メーカーが多いです。とはいえ、就職の幅は広いです。研究室にもよりますが、「化学系」から「機械・金属」、「電気・電子・情報系」、「食品・医療・医薬系」、「エネルギー系(石油)」、「建設系」、「商社・流通・サービス系」、「官公庁」まで本当に多様な業種に就職します。
『化学コース』はエネルギー環境については勉強しないので、『物質のシステムとデザインコース』と比べると化学系への就職が多いかと思います。
大学院を出て就職する人は、大体研究職や技術職で就職します。
また、就職率自体はかなりいいように思います。


【最後に、物工在学生からの一言エール】

途中は勉強が大変だった時もあったけれど、なんだかんだ4年間楽しく過ごせました。学ぶことが好きで、かつ充実した大学生活を送りたい人に是非来て欲しいです!暇な大学生活より絶対に楽しいはずですよ!!




いかがだったでしょうか。前後編両方をご覧になった貴方!もう物工の2コースのことはばっちりです。
しかし、まだまだ物工のこの2コースについて知りたいことがある方はお気軽に問い合わせフォームからご質問下さいね!


(横国naviGATEライター/飯沼百合絵)




>前編はこちら:【学部学科解体新書】―鬼の物工前編―(※横浜国立大学工学部物質工学科、次年度理工学部化学・生命系学科)

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