【就活体験記】大きな夢を抱いて、いざ化学メーカーに!【高橋瞳衣子さん】パート2:就職活動編!

2011.01.05

高橋さんのインタビューの続き。

いよいよ就職活動の話に入っていきます!

―就職活動の話に移ります。どのような業界を受けていましたか?

商社、JICA(*1)、JBIC(*2)、JETRO(*3)といったところを中心に受けていました。

 

上記のような企業を目指した理由

 

昔、タイに住んでいたことや、学生生活の中で途上国関連のビジネスに興味を持って活動していたので、民間企業では途上国関連のビジネスをしているところしか見ていませんでした。実際に就活サイトで企業を検索するときに「BOPビジネス」、「途上国」というワードで検索をして、引っかかった企業にしかエントリーしていません。そういう視点を持った(企業)組織で働きたいと思っていたからです。

内定先の化学メーカーに関しては、ある化学メーカーがBOPビジネスを行っていることを知って、化学でもBOPビジネスができるのではないかと考えて受けていました。

就職活動をするか、公務員を目指すか迷った経験

また、就活と並行して国家公務員試験受験の為、資格塾に通っていたのです。途上国援助への関わり方を、ビジネスを通すか、政府の立場からODA(*4)を介すか、迷いが残っていたからです。そこで、民間企業、省庁どちらのセミナーにも多く参加しました。その中で、自分のマインドは民間企業寄りだと実感できましたし、企業の方とお話している時の方がわくわくした気持ちになれたので、「自分がいるべきは民間企業だ!」って思ったのです。それで最終的には就職活動一本に絞りました。スマートではないですけど、ひとつずつ試してみて、自分が納得することが大事だったと思います。資格塾の費用は就職後に親に返済予定ですが(笑)、後悔していません

 

―なるほど。就職活動もひとつの選択肢であるということですね。では、就職活動においてもっとこうすればよかったことはありますか?

突き詰めて考えること

ちょっと視野が狭かったかなと思う部分はあります。でも、自分で考えに考えて絞った結果なので、後悔はしていません。

また志望動機に関しても本当に突き詰めて考えていたから、今もう一度就活をしても変えることはできないと思います。自分がするべきことをしていれば、後は縁とか運とかが大きいのかもしれません。面接なども相性ですから。

後は、英語はもうちょっとやっておけばよかったと思います。途上国ビジネスはグローバルな仕事なので必要なスキルなので。

企業のことをしっかり知ることの大切さ

またある企業を受ける際に、その企業は「BOPビジネス」というワードではなく「ソーシャルビジネス」というワードを使っていました。そのあたりの研究が不足していて「BOPビジネス」というワードを使ってESを提出して落ちてしまいました。同じようなビジネスでも企業ごと使っている用語が違っていたりします。企業研究が甘かったところもあったと思います

―確かに、相手のことをよく研究するのは大切ですね。それでは、内定先に進むことを決めた理由はどのようなことだったのですか?

「BOPビジネス」に関りたいという強い気持ち

「BOPビジネス」というワードで化学メーカーがヒットしたことはすでに言ったと思います。「BOPビジネス」に関りたいという思いをもって化学メーカーを受けてみた結果、内定を頂きました。内定先のメーカーは太陽光電池関連の技術で従来の大きなパネルでは無く、薄く安価なシートを開発した企業です。その技術を海外に広めていこうとしています。

途上国の現状と新技術の影響力

 現在バングラディッシュやアフリカの人達はランプを使って生活しています。ランプの「すす」で肺の病気になってしまったり、火災のリスクや石油を使うことによるコスト面での問題があるのです。開発したシートの太陽光電池を使えば一家の電気を補える上に、コスト面でも大きな影響を与えることができます。現在バングラディシュの太陽光電池の設置世帯数日本を上回ります。その技術をアフリカなどに広めていきたいと思い、内定先に来春から働くことを決めました。 

―すでに具体的な目標を話していただきましたが、4月からの意気込みはありますか?

 早く働きたいです。仕事がとても楽しみ。学生という守られた生活はもういいかな(笑)

―素敵ですね。それでは最後に就職活動をしている後輩へメッセージをお願いします。

キーワードを持つこと

 目標を一つ絞ってほしいです。なんでもいいからキーワードを一つ持ってください。何でもかんでも見るのではなく、自分の目標に沿った軸を持って、企業を見て、研究して、受けて欲しいです。後、「使えるものは何でも使えってこと」を伝えたいです。先輩、先生、キャリアサポートセンターでも利用してほしい。使えるものを利用しないのはもったいないですよ。

実際の社会人と接することで得られることはとても多い

実際働いている人の話を聞いてみてください。セミナーは企業のPRの場なので、魅力的なことをたくさん言うと思います。だからこそ、ちゃんと働いている人の生の声を聞いてセミナーでは見えないことを聞くことや、自分の考えを聞いてもらい怒ってもらうことが大事です。社会人になるものとして足りないところや、質問のポイントとして欠けていることは何かを突っ込んでもらってください。その指摘は社会人の目線で言われていることです。面接をするのも社会人です。同じ視点を持っている人が面接をするのだから、その前に企業の人に見てもらうことが大事だと思います。遠慮することなくぶつかっていって後悔のない就活を送ってください。

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(*1)独立行政法人 国際協力機構

独立行政法人国際協力機構法(平成14年法律第136号)に基づき設立された独立行政法人で、開発途上地域等の経済及び社会の開発若しくは復興又は経済の安定に寄与することを通じて、国際協力の促進並びに我が国及び国際経済社会の健全な発展に資することを目的としている。

(*2)国際協力銀行(日本政策公庫)

JBICは、日本および国際経済社会の健全な発展並びに国民生活の向上を目的とする株式会社日本政策金融公庫の国際部門として 、①日本にとって重要な資源の海外における開発及び取得の促進②日本の産業の国際競争力の維持・向上③地球温暖化の防止等の地球環境の保全を目的とする海外における事業の促進④国際金融秩序の混乱への対処のための業務を行うところ。日本と開発途上国の発展を促進している。

(*3)日本貿易振興機構

日本の貿易の振興に関する事業を総合的かつ効率的に実施すること並びにアジア地域等の経済及びこれに関連する諸事情について基礎的かつ総合的な調査研究並びにその成果の普及を行い、もってこれらの地域との貿易の拡大及び経済協力の促進に寄与することを目的としている。

(*4)政府開発援助

先進国側が直接、発展途上国に有償、無償の資金などを援助すること。

(横国naviGATEライター・学生団体TOBIWA・経済学部4年・すどう)

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