ガチで映画をつくっている横国生を密着取材!【Studio 402】

2010.12.20


受験生のみなさん、横国生のみなさん、こんにちは。横国naviGATE長身担当のはるかです。

横国naviGATEでは「大学案内では分からない横国生の”生の声(姿)”を届けよう」という主旨の下、今後、受験生も中の人も気になるであろう「部活」「サークル」「その他課外活動」のことも積極的に取り上げていく予定です。(新入生が入学する前、3月末までに、部活サークルの情報を充実させておく予定です。)

さて、その第一弾として、『学生生活の全てをかけて映画を撮っている横国生』を取材しました。
横国にも大きめのサークルで「映画研究会」というサークルがありますが、彼らは自分たちで大学内外問わず仲間を集め、『Studio 402』というサークルを立上げ、精力的に活動しています。自ら映画のコンセプト・脚本・構成を考え、自ら営業活動をして映画作成に必要な協賛金を集め、映画のキャストも事務所に所属しているプロの役者さんを起用し、数か月に及ぶ撮影を経て、1時間超の映画『冷たい部屋』を完成させ、本格的な映画館で上映まで実現させたとのこと。

今回は、映画『冷たい部屋』の撮影の様子と、横浜都内3か所で行われた上映会の様子を取材しましたので、ご紹介します!

本格的な映画制作~1時間を撮るために100時間の撮影とそれ以上の膨大な準備が必要~

撮影風景を取材させていただいたのは、今年の10月。ロケ地は元住吉のブレーメン通りでした。

感想ですが、一言で言うと予想以上に本格的で、びっくりしました。
実際現場を見てみると、とてもしっかりしていて。


キレイな女優さんと、芸人さん達。

カメラや音拾うやつ(名前が分からない)等機材も本格的でしたし、役者さんも学生ではなくて本当の役者さんや芸人さんでしたし、有名な事務所の方がいらしていたり、プロのメイクさんをつけていたり、とりあえずその体制の本格的さに驚かされました。

大学生でも、本気で取り組めば本格的な映画をつくれるんですね。


横国3年の斎藤さん。真剣にカメラを回していました。

けれども見た目の本格的さ以上に驚いたのは、彼らの本気度です。

当り前なのかもしれませんが、5分間のワンシーンを撮るために、朝から晩までかけるそうですね。1時間の映画を、撮影だけで100時間。まさに体力勝負。加えて、構想をつくったり、脚本を書いたり、人を集めたり、協賛を集めたり、事務所の方とやりとりをしたり、一本の映画をつくるために膨大な時間と労力をかける必要があるのですね。

なぜそこまでして頑張れるんですか?と、Studio402のメンバーの1人に聞いてみたら、『いやぁもう、やりはじめたら、やりきるしかないっすよ』とのことでした。彼らが生半可じゃなく、初動から完成までをやりきっている姿は本当に素敵でした。

上映会~地道な積み重ねが報われた瞬間。そして未来へ~

そんな彼らの映画は、今年の11月~12月に全部で3回、上映されました。
単独上映会をやるのがひとつの目標だったようで、夢への第一歩です。

最終上映となる、12月11日の新宿での回を取材してきました。

ぞくぞくと集まるお客さん。集客は3日間で500名超で、ほとんど口コミで集めたそうです。Studio402のみなさんの想いの大きさですね。

会場は満席です。いよいよ映画が始まります。

舞台挨拶をするプロデューサーの汐田海平さん(横国マルチ3年)と監督の平田大輔()さん。凛とした表情が印象的でした。

今回上映された『冷たい部屋』は、文末に概要を掲載しましたが、早苗という元バレリーナの主人公を取り巻く人物の物語です。セリフで説明するのではなく役者さんの表情や情景描写、音楽などで『魅せる』演出がちりばめられていて、最後まで引き込まれるような映画に仕上がっていました。

撮影もさることながら、その編集作業は膨大な時間と手間がかかっただろうに…と思うと、ひとつの、しかも1時間超の長編映画を自分たちだけで企画から制作まで創り上げたことは本当に大きなことだと感じられます。

今後映画賞にも挑戦していくようですが、彼らの頑張りが報われるようぜひ応援していきたいですね。

映画にかける横国生活

Studio402立上げの一人で、今回『冷たい部屋』プロデューサーをつとめた、教育人間科学部マルチメディア文化課程の汐田海平さん。横国naviGATEのWebやフリーペーパーにも登場してもらっています。Webはこちら
「入学して映画を撮り始めて以来、毎週土日はロケで山籠りの日々です。」とのことです。現在3年生ですが、就職活動は特に考えていないそうで、ずっと映画を撮っていくとのこと。彼はこの他にもハンドボールサークル『STAR☆BILE』を同級生と立上げ、2年間で90名規模のサークルへと成長させたりなどしており、穏やかな面持ちの中にアツいものを秘めた横国生です。

映画「冷たい部屋」 by Studio402 概要

以下、映画の概要とStudio402の概要を載せておきますね!

たい部屋

・映画のあらすじ
元バレリーナの早苗は、都内の小さなバレエ教室で代理の講師をしていた。しかし前夫との関係や、生徒たちへの満足のいかない指導などで、息の詰まる思いをしていた。
そんなある日、早苗は友人から誘われたクラブで同年代の菜都と出会う。菜都は早苗と年こそ近いものの、全く違うのびのびとした人生を送ってきた女性だった。全く違うにもかかわらず、あるいはどこかお互いに似たところを見いだしたのか、すぐに二人は打ち解けた仲となる。
その数日後、バレエ教室で最も優秀な生徒だった夕貴が突然バレエを辞める。夕貴の行動は、突然現役を引退した早苗自身の姿を嫌でも思い出させる。早苗にとってバレエとは何だったのか、バレエを辞めるとはどういうことなのか。人生の岐路に立たされた女性たちは、それぞれ自分の納得できる選択を果たしてすることができるのか。

・役者とスタッフのお名前
キャスト
・石井あす香
・常石梨乃
・近藤善揮
・川奈まり子
・菊池玲
・岡田麗
・鈴木沙彩
・百川晴香
・永井穂花
・柾木玲弥
・むねもっち
・藤沢奈奈

スタッフ
監督・平田大輔
脚本・中岡大汽
プロデューサー・汐田海平

撮影・斎藤亮太郎
照明・森傑
録音・大沢雄城
美術・三平かよ
メイク・MANAMI
いちおかあい

衣装・星悠平
デザイナー・堀越彩織

編集・斎藤亮太郎

助監督・星悠平
助監督補佐・阿部宏之

撮影助手・小林奈納子
照明助手・大塚慎弥
録音助手・青木洋介
美術助手・右手ゆりか

制作担当・汐田海平
制作進行・村瀬亜紀子、田添裕也

振付・鈴木泰介
バレエ指導・笹山志帆

広報・谷戸由香、土師千明、田添裕也、香山倫子
宣伝美術・土師千明、田添裕也

製作・studio402

・団体紹介文
studio402は2008年秋に横浜国立大学の一年生のみで結成された映像制作集団です。現在では横浜国立大学横浜国立大学以外のメンバーも参加し、活動が行われています。活動内容は、映画制作だけではなく批評会、上映会運営等に渡ります。
Studio402の特徴は、オールディレクター集団であることです。メンバー全員が作品ごとに監督を務めます。また、団体の代表者を作らず、作品制作の際の監督、各企画の主催者がメンバーの指揮を執るということになっています。

・上映日程
2010.11.14
横浜関内ホール(小ホール)

2010.11.21
KINEATTIC

2010.12.11
角筈区民ホール

全会場19時から

問合先
(e-mail)
studio402.info@gmail.com
(HP)
http://www.studio402.jp

最後に~大学生活を通して何かに本気で打ち込むということ~

このをご覧になっている受験生の皆さん、横国生の皆さん、その他の皆さん、いかがでしたでしょうか。大学生活を注ぎ込んで映画に打ち込む彼らの姿に感じ入るものがあったのではないでしょうか。かくいう私もその一人です。
映画に限りませんが、この記事でもお話しましたように、大学生活は『自由』と『責任』を手に自分次第でどんなことでも出来る”人生の夏休み”です。

失敗を恐れず色々なことに挑戦して、自分の打ち込めるもの好きなものを探してみると、充実した大学生活を送れるのではないでしょうか。

それでは、受験生のみなさんは最後の追い込み頑張ってください!大学生のみなさんはクリスマスを手前にそわそわしたり、年末の帰省を楽しみにしたりしてください(^ω^)

(取材・ライター/渡邊はるか@180cm)

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