大学生の特権!全休のいろは

2017.05.03

いよいよゴールデンウィークですね! 受験生になってしまった皆さんは、受験勉強を始めながらも、まだ部活や学校行事に忙しい時期でしょうか。

そして横国生の皆さん、新年度が始まって1か月ほど経ちましたね。どの授業を取ろうか時間割に頭を悩ませていた人も、新しい時間割に慣れてきた頃でしょうか。

そこで、今回は大学生ならではの「全休」について紹介したいと思います!

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◆全休(ゼンキュウ)とは?

「全休」とは、平日なのに授業がないので大学に行かなくてもいい日のことです。毎日学校に行き授業を受ける高校生の皆さんには馴染みのない言葉ですよね。大学生は自分でとりたい授業卒業に必要な授業をうまく組み合わせて時間割を作ります。そのため、自分の生活や予定に合わせて時間割を組むことができます。「早起きが苦手だから午前中の授業はとらず、学校に行くのは午後だけにしよう」とか「4限のゼミの準備をしっかりしたいから、3限は授業を入れないで自由時間にしよう」ということも可能です。

こうしてできた授業のない時間を「空きコマ」、そして空きコマしかない日のことを「全休」と呼んでいます。

 

◆授業を取らなくて大丈夫なの?

「休んでばかりだと卒業できないのでは?」と思う人もいるでしょう。しかし意外と、空きコマや全休を作らざるを得ないことも多いです。

まず、横国では1つの学期で取っていい単位数の上限が決められています。学部や学科にもよりますが、だいたい24単位となっていますね。1つの授業は基本2単位なので、とれる授業は12コマとなります。ただし、1つの授業で1単位とカウントされるなど、例外もあるので気を付けてくださいね。

そして大学の時間割は1限から5限までが基本となります。補講やゼミは6限の時間に行われることもあります。なので時間割表を作ると1週間で25コのマスができます。この25コのマスの中に12コの授業を入れるとなると……そう、意外とスカスカなのです。このスカスカをうまくまとめれば、全休が出来上がります。

ただし、どの時間にどの授業が開講されるかはあらかじめ決まっています。卒業するために必ず取らなければいけない「必修科目」の授業や資格を取るために必要な授業は受けなければいけないので、都合よく時間割が組めないこともしばしば。「全休を作るはずが、必修の授業のために4限の授業だけ受けなければいけない…!」ということもあります。

 

◆1年生や2年生で全休を作ることはできる?

よく「2年生までは授業が大変だけど、3年生になると暇になる」とか「4年生はゼミ以外ほとんど大学に来ない」なんて話を聞きますよね。これは卒業に必要な単位数が関係しています。

例えば、教育人間科学部人間文化課程の卒業に必要な単位数は124単位以上。1つの学期でとれる単位の上限が24単位と限られていても、1年生のうちに48単位、2年生までに96単位、3年生の春学期で120単位と、意外と稼げてしまうもの。さらに「上限除外科目」と呼ばれる24単位の中にカウントされない授業もあらかじめ取っておけば、3年生の秋学期には「あとはゼミだけ」という人も現れます。

3年生や4年生になると、ゼミの研究や就職活動、教育実習や留学などでまとまった時間が必要な人も多いため、2年生までに頑張って単位をとっておこうとする人がほとんどです。そのため、3年生以降は時間割に余裕を持つことができる人が多く、「3年生になると暇になる」という風に見えるのでしょうか。

とはいえ、うまく時間割を組めば1年生の後期から全休ができる人もいます。逆に理系では「1年で楽しめ」なんて言葉も囁かれているとか。時間割がどうかに関わらず、学ぶ内容や課題の難易度が上がってしまい、大変になってしまうようです。

ちなみに、1年生や2年生の時にサボってしまうと、そのツケが回ってきて卒業ギリギリまで授業に追われます。

また理工学部などの忙しい学部は全休を作る余裕がないこともあります。作れなくはないものの、研究室の配属や大学院入試の特別推薦のために単位が必要で、全休が作れないという事情があるのだとか。

 

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◆全休の日はどんなことをしている?

普通の休日と違い、平日に自分だけの休みがあることはかなりのメリット! 月曜日や金曜日を全休にすれば、3連休や4連休も夢ではありません。せっかくの全休は有意義に使いたいですよね。そんな全休ではどんなことができるのでしょうか?

 

  • 思いっきり遊ぶ!

平日ということは、休日には混んでしまう、あのテーマパークも、お店も、観光地もすいています。足を延ばしてあちこちに出かけてリフレッシュするのもいいですよね。

 

  • 課題にじっくり取り組む

大学の課題は思ったより時間がかかるもの。英語や第2外国語のテキストはもちろん、調べ物が必須なレポートもしばしば。「実際に美術館に行ってレポートを書く」などのようにフィールドワークが求められる課題もあります。1日自由に使えると、そういった課題にもじっくり取り組めますね。

 

  • 将来のために頑張る

資格の勉強をするもよし、就職活動に時間を割いてもよし。まとまった時間が毎週手に入るので、少し時間のかかることにも挑戦できます。自動車の運転免許などを、全休と土日を上手に使いながらとってしまうこともできますね。

 

  • 役所での手続きを済ませる

土日は意外と対応していないことも多い役所や銀行での手続きを済ませてしまうこともできます。平日にみっちり授業があると、授業が終わったころには窓口が閉まってしまうことも多いので、助かりますね。

 

  • 実家に帰る

土日と組み合わせて連休を作れば、実家に帰ってのんびりすることもできます。夏休みや春休みも忙しくてなかなか帰れない…という人は、思いきって実家に顔を出してみてもいいかもしれません。また「地元の役所で手続きをしなければいけない」「同窓会の打ち合わせがある」など、急に実家に帰る必要が出た時にも対応しやすくなります。

 

  • バイトで稼ぐ

1日まるまる働くと、ある程度のお金が手に入ります。全休の日をお金に換えて、がっつり稼ぐこともできますね。シフトが固定の人も普段のバイト以外に、単発のバイトをすることもできます。

 

  • 家事を片付けてしまう

日々忙しいと、洗濯物や洗い物はどんどんたまり、掃除も不十分になってしまいがち。無理に毎日やろうとせず「全休の日にまとめて片付ける!」と決めてやってしまうのも1つの手です。

 

  • 大学外の用事と合わせる

インカレサークルや学生団体など、他の大学の人や、大学生ではない人と活動するために、予定を合わせる手段として全休を使うこともできます。特に横国は夏休みが長い分、冬休みや春休みが短いので、他の大学と長期の休みがずれてしまい、自分だけ予定が合わない…!ということもあるかもしれません。そのことを見越して全休を作ることも1つの手です。

例えば1月3日(火)から1月8日(日)まで、インカレサークルの冬合宿が行われることになったとしましょう。横国は6日(金)から授業が再開するので、普通であれば諦めなければいけません。しかしこれを見越して金曜日を全休にしておけば、無事に参加することができますよね。

どうしても外せない用事がある人は、それを見越して全休を考えてもいいかもしれません。

 

  • 1日中寝る

意外と多いのが、まさかの1日中寝てしまうこと。不規則な生活が続く中、「今日こそ充実した1日を!」と思って起きると、もうお昼過ぎ。現実が受け止めきれずにぼんやりネットサーフィンをしていると、もう夕方。結局ゴロゴロして終わってしまったよ……なんて人も多いのではないでしょうか。罪悪感に苛まれますが、「ゆっくり休んだから明日から頑張るぞ!」と切り替えて、頑張る糧にしていけるといいですね。

 

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 いかがでしたでしょうか? 全休は便利でありがたいものですが、同時に諸刃の剣でもあります。気づかないうちに単位が足りていなかったり、来年取ろうと思っていた授業が開講されないことになっていたり、と思わぬミスをしてしまう可能性もあります。むやみに全休を作らず、コツコツ学んでいくことも大切ですよね。

 しかし、大学生だからこそできる全休。自分のために使える時間として、とてもありがたいものです。ぜひ全休を有意義に使ってくださいね。
(ライター:ちひろ)

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