かかるお金はどれくらい? 横国生のくらし

2016.09.02

全国各地から若者が集まる横浜国立大学。一人暮らしをする人、実家からはるばる通う人、と横国生のライフスタイルは様々です。「仕送りは?」、「バイトでどれくらい稼いでいる?」、「家賃はどれくらい?」、「通学時間は?」…高校生の皆さんはもちろん、大学生の皆さんの中にも気になる人はいるのではないでしょうか。

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そこで、オープンキャンパスで配布した冊子の「横国生のくらし」のロングバージョンを掲載します。冊子には載せきれなかった情報もたくさん載っているので、ぜひ暮らしの参考にしてみてください。

 

「仕送りはなくても充実した毎日!」

S.Nさん(女)経済学部 国際経済学科1年

【一人暮らし】家賃 5万円

安いながらも綺麗な物件。オートロックに2階の部屋と、気になる安全面もクリアしています。安くて大学へも近いことが決め手だったそうですが、西門から学部棟まで意外と遠く、学部棟への近さも考慮すればよかったと思っているそうです。

 

※大学までは近いのに、講義棟までは遠い?

横国の常盤台キャンパスはとても広いので、物件案内に「大学から徒歩5分!」と書いてあっても、実際には「門を入ってから10分近く歩かないと講義棟につかない」ということがあります。

なので、物件を探す際には「最寄りの門から講義棟への所要時間」も考慮しながら探しましょう。一般的に文系の人は、正門や東通用門、南通用門が便利でしょう。三ッ沢上町常盤台と呼ばれるエリアです。和田坂を上ることにはなりますが、和田町星川エリアも駅から近くておススメです。逆に理系の人は西門や北門の近く、釜台羽沢と呼ばれるエリアがおススメです。駅の近くに住みたいのであれば、上星川エリアも候補になりますね。

もし、講義棟への近さをあきらめなくてはならなくなっても大丈夫です。広い構内を自転車で移動する人、免許を取ってバイクなどで講義棟近くの門まで行く人もいます。もちろん、毎日歩く人も大勢いますよ。

 

【1か月の収入】

・バイト代 2万円

 ・奨学金 14万円

 計)16万円

 

【1か月の支出】

 ・家賃 5万円

 ・サークル費 2万円

 ・食費 2万円

 ・生活費 5万円

 ・娯楽 5000円

 計)14万5000円

 

仕送りはなく、収入は奨学金と塾講師のアルバイトのみだそうです。お金がかかりがちなサークル費や食費を安く抑えることで、なんとか赤字を出さずにやりくりしているようですね。ちなみに、サークルはテニスサークルに入っているそうです。

 

※サークル費とは?

もちろん、大学生がサークル活動をするにはお金がかかります。スポーツ用品や楽器の購入や手入れ、練習場所やグラウンドの使用料金といった活動には欠かせないものから、メンバーと仲良くなる新歓合宿、活動が終わった後のおつかれさま会、引退する先輩へのプレゼントまで、どうしてもお金がかかってしまいます。

決まったお金を定期的に集めて管理する団体もあれば、必要な時に必要な分だけ払う仕組みの団体もあります。どれくらいお金がかかるのか、新歓のときなどに聞いておくといいかもしれません。

 

 

「大学の寮での生活!」

T.Rさん(女)経営学部 経営システム科学科 1年

【一人暮らし】家賃1万円(峰沢寮)

1万円という圧倒的な安さと、大学の寮であるという安心感で選んだそう。大学から徒歩5分のところにあり、コンビニやバス停からも近くて便利です。光熱費も込みの家賃であることも魅力だったそうです。家電付きのアパートも候補に入れていたそうですが、家電の機能がよくなかったり自分の好みではなかったりすることもあったので、候補から外したとのこと。

 

※ところで、横国の寮は? 

横国には、現在3つの寮があります。

・峰沢国際交流会館(通称:峰沢の寮)

 東通用門のすぐ近くにあり、コンビニもあります。最寄駅は横浜市営地下鉄ブルーラインの三ッ沢上町駅で徒歩15分ほどですが、近くに浜11系統の相鉄バスも通っているので、横浜駅までのアクセスも意外と便利です。家賃も1万円と破格の安さ。留学生も大勢住んでいて、とても楽しそうです。

 デメリットは、共用するものが多いこと。部屋は個室ですが、シャワーやキッチンが共用なので、どうしても嫌な思いをすることがあるようです。また申し込みが2月頃と早めなので、入居を希望する人は前期入試前から手続きをしなければなりません。

 

・大岡インターナショナルレジデンス(通称:弘明寺の寮)

 横浜市営地下鉄ブルーラインの弘明寺駅の近くにある寮。横国までは1時間ほどかかってしまいますが、みなとみらいや中華街が定期圏内になることは大きな魅力です。家賃は管理費込みで4万1000円ですが、基本的な家具家電はついているので初期費用を抑えられます。こちらもシャワーやキッチンは共用となっています。

 

・羽沢インターナショナルレジデンス(通称:羽沢の寮)

 北門から徒歩10分ほどのところにある寮。家賃は管理費込みで4万2000円。民間のマンションを使っているため、キッチンもユニットバスもきちんと個別です。しかし、交通の便が非常に悪く、コンビニからも遠いので、住むのに大変な一面もあります。最寄駅は相鉄の上星川駅で徒歩30分ほどかかるので、多くの人は徒歩10分ほどかかる浜11系統の相鉄バスを使用して横浜駅に向かいます。

 

【1か月の収入】

・バイト5万円  

・仕送り 5万円

計)10万円

 

【1か月の支出】

・娯楽 3万円

・食費 3万円

・貯金 2万円

・家賃 1万円

・生活用品 1万円

計)10万円

 

仕送りの他、飲食店のアルバイトもしていて、月の収入は10万円くらいだとのこと。サークルはテニスサークルとビジネスサークルに入っているそうです。なんとなくお金を使ってしまい、気付いたらお金がなくなっていることもあるので、家計簿をしっかりつけて管理すべきだと考え始めているそうです。

 

※大学生の家計簿の実態とは?

 一人暮らしの人でも、「家計簿なんてつけていない!」という人も多いのではないでしょうか。まめな人ならともかく、ずぼらな人ではまず続きません。最近はスマホのアプリでレシートを撮影するだけで家計簿をつけてくれるものもありますが、意外と読み取ってくれなかったり、そもそもレシートをもらい忘れたり、なんてことも。

 仕送りやアルバイトの給料をまとめて銀行に預けて管理している大学生も多いので、必要な時にATMからお金を引き出し、「やばい!残高が円を切った!」と通帳の残高で確認している人も多いですね。

 

 

「通学にかかる時間は1日3時間!」

T.Tさん(男)理工学部 機械工学 材料系学科材料工学EP 2年

【実家生】通学時間 1時間20分(横須賀)

 横須賀の自宅から片道1時間半かけて通っているそうです。しかし、家族と一緒に暮らせることは、金銭的にも精神的にも親孝行ですね。とはいえ、実家生でもお金はかかります。交際費などで思わぬ出費が重なることもあるようです。

 

※実際、どこまでなら通える?

 神奈川県内、東京都内からは、片道2時間ほどかけて通学する人も大勢います。以前横ナビでアンケートを取った時も、通学にかかる時間は約1時間半から2時間という人がたくさんいました。どうやら分かれ目は約2時間半のラインのようです。

 まず北は埼玉県。意外と埼玉から通っている人はいます。横浜へのアクセスが良いこともあり、通えないことはないですが、時間がかかり大変なことに変わりはないようです。南の静岡県。静岡県東部からは東海道線や新幹線で通えないことはないですが、多くの人は大学の近くで一人暮らしをしており、通っている人にはめったに出会いません。千葉県も同じ首都圏ですが、あまりアクセスが良くないせいか、通っているという人はあまり見かけません。東京都でも、千葉県に近い地域のほうだと通うのが大変で、一人暮らしをする人もいます。

 最初は実家から通ってみて、夏休みくらいから一人暮らしを始める人もいれば、最初の2年間は一人暮らしをし、授業数が少なくなる3年生からは実家に戻るという人もいます。一人暮らしではなく、親戚の家で暮らす人も。いろいろな方法を調べてみるといいでしょう。

 

 

【1か月の収入】

・バイト 10万円

・(親から)交通費1万円

・(親から)食費 1万円

計)12万円

 

【1か月の支出】

・娯楽費 1万円

・おごり 2万円

・交際費 2万円

・昼食 1万円

・交通費 1万円

・貯金8万円

計)15万円

 

テニスサークルに所属しつつ居酒屋のアルバイトで10万円も稼ぐアルバイター。両親から交通費や食費などの補助ももらっているようです。支出の中で交際費やおごりが目立つのは、後輩を持つ2年生ならではですね。また自分のバイクを購入するために月8万円は貯金しているそう。

 

 

「バイトのモチベーションはアーティスト!」

M.Kさん(男)経済学部 国際経済学科 1年

【一人暮らし】家賃 5万円 

家賃は5~6万円、という条件で物件を探したそうです。5万円の家賃は親が払い、残りの生活費は自分で奨学金とアルバイトで払っているそう。

 

【1か月の収入】

・奨学金 5万円

・バイト 3万円

計)8万円

 

【1か月の支出】

・趣味 3万円

・娯楽費 1万円

・食費 3万円

・貯金 1万円

計)8万円

 

サークルはバレーボールサークルに入っているそうです。好きなアーティストのライブに行くことを楽しみにしていて、ライブに行くためにバイトを頑張っているのだとか。

 

 

「仕送り100%」

H.Mさん(女)教育人間科学部 人間文化課程 1年

【一人暮らし】家賃 5万3000円

オートロックで2階以上であるという安全面を重視しつつ、大通りに面した便利さも考慮した物件を選んだそうです。大通り沿いはお店も多く、バス停も近いなど交通の便もいいとか。家賃は親が払い、残りの生活費を仕送りで賄っているようです。

 

【1か月の収入】

・仕送り 6万円

計)6万円

 

【1か月の支出】

・食費 2万円

・光熱費 1万円

・雑費 1万円

・娯楽費 1万円

計)5万円

 

軽音サークルに入っており、まだアルバイトをしていないそうです。趣味は歌うことと少女漫画を読むことで、友達とおしゃべりをして過ごすことが多いのだとか。そのため、特にお金が足りなくて困ることはないようです。

 

 

「4年目の寮での暮らし」

N.Yさん(女)理工学部 化学生命系学科 4年

【一人暮らし】家賃 4万1000円

弘明寺の寮に暮らしているそうです。家賃に加えて光熱費もかかり、合わせて5万円ほどになるとか。家賃と光熱費は親に払ってもらい、残りの生活費は奨学金とバイト代で賄っているようです。

 

【1か月の収入】

・奨学金5万円

・バイト3万円

計)8万円

 

【1か月の収入】

・食費 2万円

・交通費1万円

・交際費2万円

・服、本、漫画 2万円

計)7万円

 

服や本、漫画が大好きで、ついお金をかけてしまうそうです。

弘明寺の寮は2年契約なのですが、3年進級時に選抜があり、面接や作文、普段の生活態度などで審査されて、5人ほど卒業まで住むことができるそうです。その仕組みを利用して、4年間弘明寺に住んでいるそうです。

 

 

いかがでしたでしょうか。このように、横国生の暮らしはまさに十人十色です。自分なりの素敵な生活を楽しめるといいですね。

ここで紹介しきれなかった横国生のくらしに関する情報がある方、もっとたくさんの情報が知りたい方は、ぜひ横ナビまでご一報ください。

 

(ライター:ちひろ)

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