センター試験前の心得

2015.12.02

すっかり寒くなり、マフラーを身に着けている横国生を見かける季節なりました。受験生の皆さんにとっては、センター試験まで残り1か月ほどとなり、焦りや緊張と共に、少し手ごたえも感じる季節になったのではないでしょうか。

 しかし、センター試験は勉強だけで乗り切れるものではありません! 勉強以外にも準備すべきことがたくさんあります。今回はそのうちの一部を紹介したいと思います。

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□出願する可能性のある大学の受験科目を調べる

 「志望校の科目なんて出願するときに調べたよ」という受験生の皆さん、もう一度確認してみてください。この時のポイントは、出願する「可能性」のある大学の受験科目を一通り確認しておくこと。ここには私大のセンター利用はもちろん、センター試験の結果によっては出願することになるかもしれない滑り止めの大学も含めてです。少しでも受験する可能性があったり、学問や雰囲気に興味があったりするようであれば、受験科目を一度確認しておいてください。紙などに表にしてまとめてみたり、ホームページのURLをどこかに残しておいたりするだけでも構いません。

 というのは、大学によってセンター試験の受験科目の扱い方が大きく異なるからです。特に社会と理科は「第一解答科目」がどう扱われるのかが大学によって分かれるので、確認しておく必要があります。また、大学によっては「政治経済では受験できるが現代社会では受験できない」というように科目に制限があるのでそこも気を付けなければいけません。

 意外と盲点なのは「とりあえず受験はするけど、志望校にはあまり関係のない科目だから力を入れて勉強しない」と判断した科目です。よく5教科7科目を勉強してきた文系の人が、志望校に合わせて数学や理科の理系科目を捨ててしまうことです。一見効率がよさそうですが、今後志望校や出願先を変える必要が出た場合、一気に選択肢がなくなってしまいます。そういった点も考えながら確認してくださいね。

 自分がよい点数をとれる科目を「第一解答科目」にして、それ以外の受験科目も幅広い大学に対応できるような組み合わせにしておけば、合格の可能性は高くなります。教科や科目の数は出願時にすでに決まっていますが、当日何を受験するかはあなた次第。直前まで変更が利くので、今一度確認してみましょう。

 

 

□センター試験の会場の場所や行き方を調べる

 「センター試験なんて高校単位。近所で受けられるでしょ。」と思った受験生の皆さん、甘いですセンター試験の受験者は年々増えているので、例年と違う会場に飛ばされる可能性だって十分あります。特に自宅から遠くの高校に通っている現役生は高校単位でセンター試験を受験するため、基本的にセンター試験の会場は高校の所在地基準で選ばれます。つまり遠くの高校に通っている生徒は、さらに遠くの会場に飛ばされる可能性があるのです。

 詳しくは、12月中旬に届くセンター試験の受験票を見てください。もし会場について何か不安があれば、高校の先生などに先輩たちの話を聞いてみるといいでしょう。

 

 さて、もしも受験会場が予想外に遠くだったらどうすればいいのでしょう? 実は私が、「高校が遠すぎてセンター試験の会場が予想外な場所に飛ばされた組」なので、少しだけ体験談を紹介したいと思います。

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 12月中旬にセンター試験の会場が発表され、はるばる県庁所在地の会場であるとわかりました。私は富士山の東の山沿いの街から駿河湾沿いの高校まで1時間近くかけて通っていたので、例年通りでも富士山を超えるレベルの移動を強いられるということは覚悟していました。が、さすがに片道2時間半以上はかかるとわかった時、大パニックに陥りました。

「いざというときに車で送れる距離ではない」「大切な日に始発レベルの出発時間は酷」「センター当日は絶対に雪が降ってダイヤが乱れる」という理由から、両親や同じ市出身の同級生、その親御さんと相談し、2泊3日泊りがけで受験することにしました。両親に駅の近くのビジネスホテルをいくつか探してもらって情報をプリントアウトし、翌朝みんなで楽しくホテル選びをしたのはいい思い出ですね。ちなみに選んだ基準は「静岡駅に近い」「コンビニが近い」「栄えていて息抜きに遊べそうな場所」でした。(別々に予約し個室でしたが、部屋は隣同士でした。)

 センター前日(出発日)も、高校の最寄り駅のロッカーに荷物を預けて授業に出席。高校で結団式をやり、先生方と話してゆったり勉強した後、お菓子やカイロなどをドラッグストアで買ってから、電車に乗りました。到着後はホテルにチェックインをした後、せっかくの都会を満喫してみんなで夕食を食べに行きました。そのあとは各自の時間にしましたが、一人暮らしのイメージをするなどいろいろな経験ができるよい機会になりました。

 少し贅沢かなと思いましたが、センター1日目、信号機のトラブルで電車が止まってしまい、多くの同級生が追試を受けざるを得なかったことを思うと、泊りがけで受験をしてよかったなと思います。また「みんなでビジネスホテルに泊まること」が「センター試験を受けること」よりもインパクトが強かったので、あまり緊張せずに受験をすることができました。

 ちなみに泊まった部屋は「早期予約早割プラン ゆったりダブルベッド シングル禁煙ルーム 食事なし 2泊」で1万2600円でした。朝食はホテルのカフェで、それ以外はコンビニやレストランで済ませました。交通費なども含めると、トータルで2~3万円くらいはかかっていたのではないかと思います。すべて両親に出してもらいました。友人と、高校の職員室で宿泊費のカンパを集めることを考えたのですが、さすがにそれは冗談で終わってしまいました(笑)

 

 私がこれらの準備をしたのはセンター試験1か月前のこと。直前にドタバタしないよう、会場もしっかり確認しておきましょう。1・2年生はセンター試験でよく使われる会場の大学を、オープンキャンパスなどで確認しておいてもいいのではないでしょうか。

 

 

□「センター試験」で検索(笑)

 「受験生だからインターネットで遊ばない!」と決めている皆さん、たまには息抜きで触ってみてもいいのではないでしょうか。そんな時におすすめなのが、ずばり「去年のセンター試験の勇者たちの武勇伝を検索する」こと。会場で宅配ピザを頼んだ、など信じられないエピソードがたくさんありますね。センター試験は日本中から注目される冬の風物詩です。(完全ゆとり世代の私たちですら、センター試験の時はテレビ局に応援されました!) 当然、インターネットやSNSでもセンター試験は注目されています。

 少し検索するだけで、先輩方の数々の武勇伝や受験生を悩ませた名(迷)問題がヒットします。笑いながら自分のセンター試験を想像してみましょう。センター試験当日も、面白いネタを探せるくらい余裕があれば大丈夫です。ただし息抜きしすぎないように、時間はしっかり区切りましょうね。

 

 

□最後は、やっぱり神頼み

 「そんな非科学的な」と思った受験生の皆さん。それでもすがりたくなってしまうのが神様ですよね。すでにお守りまみれの人もいるかもしれません。

 さてセンター試験約2週間前には、お正月があります。正月返上で勉強すべきかもしれませんが、お正月くらい勉強以外のことをしてもいいじゃありませんか! 皆さんは受験生である前に「人間」です。親戚やお世話になった人に挨拶したり、初詣などの伝統行事に参加したりすることは、ある意味「人」として当然なこと。受験生だからと勉強ばかりでイラつかずに、心の余裕をもつためにも礼儀正しい楽しいお正月を過ごして気分転換をしてみてはいかがでしょうか。

 個人的な意見ですが、やはり周りを思いやれる礼儀正しい人の周りに「幸運」が集まる気がします。というより、そういう人にぜひ合格してほしいと誰もが(もちろん試験官も受験の神様も)思うはず。とにかく、もっともらしい理由をつけて、たまには外に出て気分転換をしたほうがいいでしょう。親戚などの普段会わない大人と将来の話をすることも、大きな刺激になるはずです。

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 いかがでしたでしょうか。やはり勉強第一ですが、「センター試験」という一生に一度(かもしれない)ビッグイベントを楽しみつくす、くらいのポジティブな気持ちも準備していってほしいなと思います。

 また、現役大学生の横ナビメンバーが贈る、センター試験直前の対策方法も科目別に随時アップしていくので、そちらもぜひ参考にしてみてください。

 横ナビ一同、受験生の皆さんを応援しています。

 

(ライター:ちひろ)

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