間に合わせる!センター試験直前対策~倫理・政経編~

2015.01.08

こんにちは、めぐみです。

間に合わせる!センター直前対策記事、12回目の今回は、倫理・政経です。

 

倫理と政経を合わせて1科目とした倫政ですが、各分野の問題が浅くなるわけではなく、実質2教科分の勉強が必要な点がこの科目の難しいところ。

勉強量は単純に2倍になります。

加えて難関大学が公民の選択科目として指定することもあって、なかなか厄介な存在だと感じている人も多いのではないでしょうか。

 

ですが!倫政はやり方によっては一番“独学でもなんとかなる”科目です。

学校でどちらかしか学んでいないという人も、センターに間に合わせるように、なんとか攻略していきましょう。

倫理分野

C854

この分野は「源流思想」「日本思想」「西洋現代思想」「青年期」「現代社会」から出題されます。

主な問題パターンは二つ。一つは単なるキーワード問題、もう一方は思想内容を深く理解していないと解けない問題です。

まず前者「キーワード問題」ですが、例えば問題文のなかに「非暴力、不服従」とあればガンディー、「上下定分の理」なら林羅山、「弁証法」ときたらヘーゲル…というのが回答に期待されます 。

選択肢の中に全く違う人や用語が書いてあったら、真っ先に削りましょう。

キーワードをパズルのように組み合わせて選択肢を絞っていけるパターンで、難易度はそれほど高くありません。

また、これは私個人の感想ですが、日本の近代思想ほどその傾向が強いように思います。

小さなノートを用意して「主客未分…西田幾多郎」「風土・間柄的存在・文化の重層性…和辻哲郎」「民間伝承・常民…柳田国男」といったように、メモしておくのもいいかもしれません。

問題全体を見てもウエイトが軽い日本の近代思想。出題されたら確実に正解しましょう!

 

 

次は後者、「思想内容を深く理解していないと解けない問題」です。

これは実際の過去問ですが、

 

『林羅山は、自然に上下があるのと同じく、人の身分にも上下があるとする、上下定分の理を解いた。』

 

という問題が出たとして、これは◯だとすぐに分かりますよね。読点で区切られた部分のどれが変わっても成立しません。

では、次の問題はどうでしょうか。

 

『林羅山が説いた上下定分の理とは、聖人の定めた道に従って、身分制度などの社会のしくみが作られる、というものである。』

 

聖人の~以下、つまり思想内容がアヤシイですよね。

“上下定分の理”とは、「川が上流と下流があるから成立し、杉の木にも上下があって杉の木となる。自然界がそうなのだから、人間社会も上下の身分制度があって成立する。」というものでした。

聖人は荻生徂徠の思想で出てくるワードなので、ここも違います。よってこの選択肢は誤りですね 。

…このように、選択肢を一目見て消せるものは消し、すぐには正誤判断出来ないものは読点で区切って考える…というのがオーソドックスな解き方だと思います。

感覚的なものなので、問題を解いていく中でコツを掴んでください!

 

 

政経分野

PAK85

この分野は主に「基本的人権」「国内外の政治機構」「資本主義」「労働問題、社会保障」などで構成されています。

重要になるのは各制度のしくみで、暗記だけで乗り切ることはできません。ある法律や制度が出来るからにはちゃんとした背景があるはず。それを覚えずに単語だけ暗記するといったやり方では行き詰ってしまいますよね。

「19世紀に金本位制から管理通貨制度になった。」という知識ですが、その背景には金本位制自体のデメリットだけでなく世界恐慌の存在があり、管理通貨制度にもまたメリット・デメリットがある…といったように、どんどん厚みをもたせましょう!

教科書や参考書を読む際も、太字の前後だけを読むのではなく、その分野のまとまりとして頭に入れていくやり方をお勧めします

唯一丸暗記した方がいいもの。それは数少ない計算問題の公式です。政経で扱う計算問題は、おそらく「国民所得」「GDPとGNP」「信用創造」の三つ。単純な計算をするだけでその問題はクリアできるので、覚えない手はありません。

 

選択肢の絞り方にもコツがあります。

政経分野の問題を解き、選択肢を見て、「こんなの分かるわけがない!」と頭を抱えた人もいるのではないでしょうか。

それはきっと、選択肢を丁寧に読みすぎているせいだと思います。

選択肢を一つ一つ間違い探ししていては、全て怪しく見えてきて、どんどんドツボにはまってしまい、手も足も出なくなってしまいます。

選択肢の吟味は最低でも二択に絞ってからできるよう、勉強を進めてください

政経分野に関してだけ言えば、消去法はダントツに効率が悪いです。選択肢のひっかけが複雑すぎるためです。

その代わり、多くの問題で正解の選択肢は「明らかにこれだ」と断定できるようになっています。正解の選択肢を探した方が確実に早いのです。

また、日本国憲法そのものが問題で問われることはありませんが、前文と第9条、第14条など、主要な部分は暗記をしておくと選択肢を絞っていく際に役に立つかもしれません。

 

いかがでしたか?

倫政という科目自体24年度に復活したばかりで、最近のセンター試験過去問は数年分しかありません。

過去問を10年、20年分と解くといった勉強スタイルの方には非常にやり辛い科目だと思います。

倫理分野も政経分野も、問題をたくさん解いてパターンに慣れるのが一番の近道だと思うので、模試の過去問や予備校のパック問題集をうまく活用して、問題演習に取り掛かりましょう !

 

(ライター:めぐみ)

コメント

  1. […] 横ナビは去年も倫理・政経の対策記事(http://ynunavi.com/?p=12404)をアップしているので、ぜひそちらも参考にしてみてくださいね! […]

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