人間文化課程の前期試験、“総合問題”に立ち向かうには!

2014.02.15

みなさまこんにちは、ひらのんです。

2月に入って都心でも雪が降るようになり、今年度も終わりが近づいてきました。

この時期になって思い出すのは、1年前の受験生時代の自分。

人間文化課程の前期試験、「総合問題」に向けて勉強中でしたが、どんな対策をすればいいのか初めはよく分からなかった記憶があります。人間文化課程志望の方、かつての私と同じく今年も迷っているのでは?

というわけで、今回は人間文化課程の前期試験の対策を考えてみたいと思います!

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○どんな問題が出るんだろう? ~分析~

試験教科が分かれている他学部の2次試験とは違い、人間文化課程では「総合問題」が試験として課されます。
〔その内容とは〕

入学者選抜要項には、
「総合問題:人間文化課程の特色に応じた内容の日本語および英語の文章・図・表などを素材として広い視野から分析・総合する能力を評価します。」
とありますね。

過去問を解いた方はすでにご存知かと思いますが、要するに、

「あるテーマを持った日本語の文章か英語の文章を読む、もしくはある図(地図、写真、絵画、楽譜など)や表を見て、それに関する設問に記号か記述で答える」

という問題です。

あえてセンター試験の教科で言えば、国語の現代文と、英語の長文リーディングに近いです。

特に、私が受けた昨年度(2013年度)の試験は選抜要項によく沿った問題だと思うので、総合問題がどんな形式で出題されるかの参考になると思います。

また、昨年度までは「総合問題1」(日本語分野)と「総合問題2」(英語分野)の2つの問題に分かれていました。

しかし今年度からは、両分野を統合した「総合問題」として出題されるようです。過去問を解く際はお気をつけて。

 

〔どんなテーマで出題されるか〕

日本語分野、英語分野ともに幅広い分野から出題されているので、出題されるテーマを予想して勉強するのは得策とはいえません。

人間文化課程は芸術文化コースと社会文化コースに分かれていますが、一応、両コースの教員の研究分野から出題されている傾向は見られます。

どうしても知っておきたいという方は、人間文化課程の教員の研究分野を調べるか、著書を読んでおくというのもアリかもしれません。先生方の研究分野そのものも幅広いですが…。

 

〔どんなことを答えるのか〕

日本語と英語、どちらの分野でも、出題された文章に関する記号問題、記述問題があります。

記号問題は、「文章中のキーワードに関連した図や表を見て、どのようなことを意味しているのかを聞く」もの、「問題文中の複数の空欄に入る、いくつかの単語の組み合わせを選ぶ」もの、などがあります。

記述問題では、「問題文に関連した別の文章を読み、それのある部分について○行以内(または○字以内)で自分の考えを書く」問題、「問題文を踏まえ、関連する図や表を見てそれについて○行以内(または○字以内)で説明する」問題などがあります。

 
○どんな勉強をしようか ~対策~

総合問題がどんなものかが分かったら、次は対策です。
去年私がしていた勉強法をもとに、いくつかの方法を考えてみました。

(旧「総合問題1」と旧「総合問題2」が統合され、今年度から「総合問題」として出題されるため、今までと同じ形式かどうかは分かりませんが、参考までに!)

 

〔日本語分野の対策〕

日本語分野の記号問題には、それほど難しいものはありません。現代文の解き方と同じように、問題文に書かれている意味を忠実に読み取り、最も近いものを選べばよいのです。

問題文のテーマに関する基礎知識が無ければやや難しい問題もありますが、消去法で「これはさすがに違うだろう」というものを除いていけば、正解を選べるかと思います。

多くの受験生がつまずきがちなのが記述問題。特に芸術文化系の記述問題では、「そんなこと言われてもなあ…」と回答に困るようなものも珍しくないです。

おそらくこのような問題には、正解はありません。重要なのは、問題文中で述べられている意味と意図を正確にとらえ、それを踏まえて自分の考えが論理的に述べられているかどうか」だと思います。

 

日本語分野の具体的な対策は、まず過去問を解くことです。

人間文化課程の総合問題では、おそらく皆さんが考えたことの無いようなことが聞かれます。当日にとんでもない問題が出されても驚かないように、人間文化課程のスタイルに慣れておきましょう。

次に、「とにかく書く、という練習をする」ことです。

日本語分野で差がつくのは記述問題。しかし、総合問題の記述には決まった正解がないので、当日も何を書けばいいのか悩んでしまうでしょう。

このような問題を解くときに重要なのが、「分からない問題がきても、書いてやる!」という姿勢です。少々無理がある論理でも、自分でなんとか文章の形にして書ききってしまうのです。

文章を書く練習のために、過去問を解いたら学校や塾の先生に添削してもらうのがベストです。現代文や社会、美術の先生、もしくは「文章を書くこと」に対して熱心な先生にお願いしましょう。物知りな先生ならなお良いですね。

最後に、幅広い知識を蓄えましょう。

自分の持っている知識が多いほど、文章は書きやすくなります。
国際問題について、芸術作品の見方について、最先端の技術についてなど、なんでもよいです。

あらゆる物事に対して関心を持つようになると、考える機会が増え、知識も増えます。考えることが多くなると、自分の考えをまとめる練習にもなるはずです。

過去問を添削してもらう際には、問題文のテーマに関する背景知識も先生から教えてもらいましょう。

人間文化課程の過去問をやりつくしてしまったら、前身の学科であるマルチメディア文化課程と国際共生課程の問題(文系の部分)も解いておくとよいでしょう。

 

〔英語分野の対策〕

総合問題の英語分野は、他大学の2次試験とさほど変わりません。日本語分野よりも対策がしやすく、得点源にしやすい部分でもあります。

記号問題は、問題文中の空欄補充、内容の理解などが多いので、しっかりと文脈を追っていけば答えられると思います。

記述問題は、すべて日本語で答えるものになっています。本文の内容を理解しているかを記述させるものが多いので、筆者の主張や論の主旨が捉えられているかがポイントになります。

 

英語分野の具体的な対策も、やはり過去問を解くことです。

センター英語とは違って文章量が多いので、量に慣れておく必要があります。最初は本文を読むだけで一苦労ですが、時間内に要点を押さえて読めるようになるのを目指しましょう。

また、単語のレベルもそれなりに高いので、単語の勉強も出来る限りしておきましょう。注釈のある単語もありますが、それだけでは内容が理解できないこともあります。過去問で出てきた分からない単語はきっちり調べ、覚えておきましょう。

もう一つの対策として、自分で英語の文章を読む、という練習があります。

Webで英字新聞を読んでみる、もしくは自分の関心のある分野についての文章をどこかから拾って読んでみるなど、問題文ではないものを読むと読解力に繋がると思います。

昨年度はネット版New York Timesからの出題がありました。これを読むのを親から勧められていたものの、読んでいなかった私は、「本当に出た!」と驚くと共に「読んでおけばよかった…」と後悔した思い出があります(笑)

こちらも過去問をやりつくしてしまったら、同レベルの私大の過去問を先生に探してもらい、解いてみてもいいでしょう。

 

 

人間文化課程は、総合問題のみならず中身もユニークな学科です。入学当初は、突き抜けた講義や一風変わった人々に驚かされることと思いますが、その学生生活はとても楽しいものです。

最後の壁、総合問題を突破して、人間文化課程に合格できるようがんばってくださいね!

 

(ライター:ひらのん)

 

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